２日目（２００５年12月30日）

チェナへ
　10：30起床。昨日はさすがに疲れたらしく爆睡でした。早速ホテルの周囲を散歩した後，朝食（昼食？）をとり，チェナ・ホットスプリングスへ出発。この日は昨日と違い，やけに肌を刺すような空気の冷たさ・・・後で聞いた所，気温-20℃！やっとフェアバンクスらしい気温と言うべきか・・・ここにしてはまだまだ暖かい方だろうけど，この寒さが嬉しかった。

凍結したチナ川

チェナ・ホットスプリングスにて
　12：00にチェナ・ホットスプリングスへ出発。約１時間半で到着。早速，アクティビティ等の諸説明を聞き，「北極圏」の言葉に引かれ，速攻でビーバー村までの遊覧飛行（＄325）を申し込んでしまいました。
　その申し込みの時，「ビーバー村は物凄く寒いので防寒対策はしっかりしておいてください」と半袖の受付の人に言われてしまった・・・どんな寒さなんだろう？ちょっと後悔してしまった。
　その後，部屋に荷物を置いてチェナ・ホットスプリングス内を散策・・・ふと見ると，遠く山の上に何やら動物が２頭，周囲の人から「ムースだよ」と教えられ，カメラを向けるがどうにも遠くてぶれてしまう。急いで部屋に戻り三脚をとってくると，ムースはすぐ目の前！追いかけながら写真を撮っていきました。（後で聞いた所によると，ムースは結構危険な動物らしい。あんまり近づいたら駄目と言われてしまった・・・きちんとこういうことも勉強しておかないと駄目ですね・・・）
　その後，オーロラを見ることになる滑走路に行ってみると，周囲の山が意外に高い・・・すぐにアクティビティセンターへ戻り，キャタピラー雪上車で山の上へオーロラを見に行く「オーロラトリップ」（＄75）に申し込んでしまった。・・・次から次にお金が飛んでいく・・・
　翌日からの日程を考えると，ほとんど寝る時間がなさそう・・・ということで，この日はゆっくりと休憩・・・のつもりだったが，昨夜爆睡したためか，興奮しているのか，ほとんど眠れなかった。こんなことなら，この日の昼も何か簡単なアクティビティを申し込めば良かった・・・と少し後悔しながら夜を待っていました。

チェナ・ホットスプリングスにて	チェナ・ホットスプリングスにて
ムースが山から降りてきた	温泉の水（お湯）を飲んで？帰っていった

オーロラ観測　その１
　20：45にアクティビティセンターに集合，21：00に雪上車で山頂まで，（意外に遠い・・・）21：30〜21：40頃山頂に到着，しばらくすると北の方にオーロラが見え始めた。が，昨日以上に暗い動きのないオーロラだった・・・ちょっと残念・・・しかも途中で雲も出てきてしまった・・・２時に下山する予定だったが多くの人は１時の迎えで下山してしまい，最後の１時間はめっきり人が少なくなった中での観測でした。（これはこれでなかなか楽しかったのだが）何分，肝心のオーロラが元気ないので・・・という状況でした。最後の最後，少しオーロラが元気になってきたようでしたが，予定通り２時の迎えで下山しました。

オーロラ観測　その２
　２：30頃アクティビティセンターに到着。滑走路に出てみるとオーロラが見えているのでそのまま，２回戦に突入，山頂で見ていたのと同じような動きのほとんど無いオーロラ，少しは動きがあるかな・・・と言う程度で，４時過ぎにはほぼ見えなくなってしまった。
　明日の朝が早いので（北極圏へ９時出発），この時間に寝ると中途半端になるので徹夜しようかな？と少し思ったのだが，周囲にほとんど人もいなくなったので，4：30に撤収，5：00に睡眠となりました。
　実はアラスカ大学のオーロラ予報では，この夜は「Active」の予報が出ていたので物凄く期待していたのですが，結局期待はずれの夜となってしまいました。でも・・・（以降は翌朝のページで）