4日目(2015年8月8日)

朝の散策
 8月8日,この日はグドヴァンゲンへと向かい,ソグネフィヨルドクルーズでフロムへ,そしてステーガスタイン展望台,ソグネフィヨルドビューハイキングと盛りだくさんです。そして,フロムに着いてからは密かな計画を個人的に立てていたので,結構忙しくなる予定でした(笑)。
 目が覚めたのは何と0:20!フロムに着いてから翌朝まで忙しくなる予定なので,風呂に入ったり,結構念入りな荷物整理をしたりして,1:30,再び爆睡でした。
 5:00,起床。外を見ると雨が降っています!昨日の青空が嘘みたいです。2年前は薄暗い中,Skrikjoの滝へと向かいましたが,今回はすでに訪問済みです・・・昨日,訪問して良かった〜などと思いながら窓からボーッと外の景色を眺めていました。
 6:10,ホテル周辺の散策に出発,この頃には雨は止んでいましたが,空はドンヨリとしています。適当にブラブラしながら,6:45,部屋に帰りました。7:00,スーツケースを出して朝食。ホテル出発は8:00でした。

朝のホテルの様子

民族衣装が展示されています。

Skrikjoの滝が綺麗に見えています。

曇っていますが景色は綺麗です。

日本語,なかなか綺麗な字です。

ボートで遊んでいるカップルがいました

ウレンスヴァングホテル

レストラン
出発
 8:00,ホテル出発。再び雨が降り始めています(涙)。バスはハダンゲルフィヨルド沿いの道を北上して行きます。視界も悪く対岸も余り見えません。2年前,個人的に手配して貰ってヴォーリングの滝に向かった時がちょうどこんな天気でした。「この景色,懐かしい〜」などと考えていました(笑)。

ホテルの部屋から

バスから

バスから
ツヴィンネの滝へ
 2年前はキンサルヴィーク港からクヴァンダル港へ渡り,ベルゲンの町へ向かいましたが,今回はグドヴァンゲンへ向かいます。2年前が特殊だっただけで,こちらがこのツアー本来の行程です。今回はトンネル,橋,トンネルと,フェリーに乗らず,バスで向かいます。グリーグの音楽を車内で聴きながら,バスはドンドン進みます。その間に天気は徐々に回復,青空が見えるようになってきました(笑)。
 2年前はベルゲンへ向かったので,ノールハイムスンの町の「スタインダールの滝」に寄りましたが,今回はルートが違います・・・代わりに(?),今回はツヴィンネの滝を訪問です。

キンサルヴィーク港付近

相変わらず天気は悪いです。

トンネル1つ目

天気はドンドン悪くなっています

トンネル2つ目
ツヴィンネの滝
 9:10,ツヴィンネの滝に到着。この滝は前回訪問していないので結構楽しみにしていました。天気も上々になってきました(笑)。
 「ツヴィンネ」は二倍の意味とのことで,二条になって流れ落ちる姿から名付けられたものだそうです。別名「若返りの滝」,この滝の水を一口飲めば10年は長生きできるという言い伝えがあるそうです。
 右はツヴィンネの滝の所に立っていた案内板です。「この辺りは自然保護区なので石などを持って行かないように」みたいなことが書いてありましたが,問題は滝の写真・・・どう見ても,ツヴィンネの滝では無く,アイスランドのスコウガフォスです・・・何故でしょう?
 落差150mとのことですが,そこまでの落差は感じられませんでした。ただ,撮ってきた写真を見ると,写っている人との比較からやっぱり150mありそうな気もします・・・滝の落差って難しいです〜。落差はともかく,豪快で綺麗な滝です。直下は段々になっていて気持ち良く歩き回ることができます。なかなか楽しいです(笑)。こんな滝を見ると滝好きのこだわりがムクムクと現れてきます。三脚を構え,アングルから全ての人がいなくなるのを待ちます・・・観光客が多いので,次から次に人が入ってきて,なかなか良いタイミングになりません。もう諦めようかな〜と思った辺りでようやくそのタイミングがやってきました。こんなことばかりしているのでアッという間に,出発の時間になってしまいました。
 ちなみに,滝の水は飲みませんでした。10歳若返るより,この旅行中に万一,腹をこわしたらシャレにならないので・・・結構お腹が弱いのです。

霧は晴れ,景色が良くなってきました。

案内板

見上げて

下部
←全景
グドヴァンゲンへ
 10:00,ツヴィンネの滝を出発。川沿いの道から山中の道へ進み,スタルハイムホテル前を通過,スタルハイム渓谷の絶景を見ながら,九十九折りの道をドンドン下っていきます。右と左に立派な滝が落ちています!右の滝がスタルハイム滝,左の滝がSivle滝です。両方共に凄い迫力です。九十九折りの道を曲がる度にこの二つの滝が見えるので,バスの中を右に左に忙しい(笑),バスはSivle滝のビューポイントでちょっとだけ停車してくれました。どうも有り難うです!帰国してからネットで調べたら,展望台も設置されているみたいです。これは,是非行きたい!こうしてノルウェー旅行,行きたい場所がさらに増えたのでした(笑)

バスから

天気は上々になってきました!

スタルハイム渓谷

スタルハイム滝

Sivle滝
グドヴァンゲン到着
 九十九折りの道を降りきると,今度は右と左に迫力のある岩壁が現れました。そして幾筋もの滝が落ちています。大興奮の道です(笑)。そして,見覚えのある3筋の滝が・・・2年前,グドヴァンゲンでカウパンゲル行きのフェリーを待っている間に見入ってしまった滝です!前回のノルウェー旅行記でグドヴァンゲンの辺りを「この辺りにはほとんど何もありませんので,何もすることが無いのです(笑)。」と書いてしまいましたが,とんでもない間違いでした!こんなに素晴らしい滝が次から次の落ちているなんて・・・グドヴァンゲンさん,ごめんなさい(笑)。
 10:40,グドヴァンゲン到着。集合写真を撮って,あとは出発まで自由時間です。景色を楽しみながらノンビリと過ごしました。

幾筋もの滝が落ちています。

綺麗な景色です。

2年前はこんなのあったかな?
←グドヴァンゲンフェリー乗り場付近から
ソグネフィヨルドクルーズ(1)
 11:45,グドヴァンゲン港出発。ソグネフィヨルドクルーズの始まりです。今回はグドヴァンゲンからネーロイフィヨルド,アウルランフィヨルドと進み,フロムへ向かいます。2年前と逆ルートです。2年前は素晴らしい晴天に恵まれ,これ以上は無い!と言うほどに景色を堪能しましたので,今回は気楽です。前回は比較的ゆったりとしていましたが,今回はとにかく乗客が多く,船内の移動も結構大変なほどに混み合っています(涙)。

フェリーが入港してきました。

大勢の人です。

素晴らしい滝です。
ソグネフィヨルドクルーズ(2)
 ソグネフィヨルドのメインは個人的にはサーグの滝です(笑)。サーグの滝だけは見逃すまい!と進行方向に向かって左側の椅子を,何とか確保,準備万端でサーグの滝の登場を待ちました。ただ,この日の服装は長袖シャツ一枚でした。この日は,基本,曇りの上に,風が強くて,物凄く寒いです!前回が晴天で心地よい気温だっただけに油断していました(涙)。失敗した〜と思いつつも,物凄い混み具合なので,席を離れるともうこの席には戻れそうに無いので我慢して,寒さに耐えて・・・サーグの滝を待ちました(涙)。
ソグネフィヨルドクルーズ(3)
 そして,サーグの滝の登場です。遙かな高さから段々になって落ちてくる水量豊富な滝です。相変わらず素晴らしい・・・とりあえず,満足,同じツアーの方に席を譲り,冷え切った体を温めに船内へ避難しました(笑)。
 船内に入り,ホッとしましたが,やっぱり外の景色が気になります(笑)。ということで,外へ出て,今度は進行方向右側に陣取ります・・・フェリーはフロムへ向かっています。寒いのは辛かったですが,次々と現れる滝,険しい岩壁と小さな村々・・・素晴らしい景色はやっぱり目が離せないのです。

サーグの滝を見上げて

サーグの滝を過ぎました。
←サーグの滝・全景
ソグネフィヨルドクルーズ(4)
 フェリーは途中,エルランド港に立ち寄ってフロムに向かいます。そして遠くにフロムの町が見えてきまいた・・・と言うより,フロムの町の向こうにあるブレッケの滝が見えてきました(笑)。
 それにしても,2年前はフロム→グドヴァンゲン,グドヴァンゲン→カウパンゲルと2回のクルーズ,今回はグドヴァンゲン→フロムとコースを変えて,向きを変えて計3回のソグネフィヨルドクルーズ・・・もう,これ以上は無いほどにソグネフィヨルドクルーズを堪能しました!
フロム到着・昼食
 14:10,フロム港到着。フェリーを下りて,待っていたバスに乗車,レストランへ向かいます。昼食はレストラン「MARINA」でアスパラガススープ,グリルドサーモン,プリンです。薄味でしたが,個人的には結構美味しかったです。前回は,フロム港横のレストランでバイキングでしたが,今回は違います。たった2年なのに細かいところは結構違ってきています。(ツアー参加者の意見を聞きながら),少しずつ変えているんでしょうね〜。

フロム到着

レストラン「MARINA」

グリルドサーモン
ステーガスタイン展望台へ(1)
 15:15,ガイドのライラさんと合流して,ステーガスタイン展望台へ出発です。ついさっきクルーズしてきたアウルランフィヨルド沿いにバスは走っていきます。道路からの景色もなかなか素敵です。2年前は天気が悪く,ガスが立ちこめていて,景色を堪能できませんでしたが,今回は上々の天気です。この分ならステーガスタイン展望台からの景色も期待できそう・・・とウキウキ気分で外の景色を眺めていました。(2年前はステーガスタイン展望台からの景色は真っ白で何も見えないに等しい状況でしたから・・・今回の大きなリベンジ対象の一つがステーガスタイン展望台だったのです。)

対岸に落ちている滝

綺麗な景色が続きます。

バスは高度を上げていきます。
ステーガスタイン展望台へ(2)
 そしてバスは九十九折りのカーブが続く,フィヨルド沿いの崖を登る細い道へと進んでいきます。2年前はガスの中で見えなかったフィヨルドの景色が綺麗に見えます!パラグライダーを楽しんでいる人も気持ちよさそうです(個人的には絶対にやりたくありませんが(笑))。そして,途中の展望スペースで写真ストップ,絶景です!
 ちなみに2年前,この九十九折りの細い道は小型のバスで無いと無理です・・・とのことでここだけバスを乗り換えて進んだのですが,今回は乗り換えることも無く,普通に上がっていきました・・・「あれ〜?」って感じでした。運転手さんの技量の問題かな?

パラグライダーが舞っています。

ソグネフィヨルド

2年前はここからの景色に感動しました。

展望スペースから。
ソグネフィヨルドビューウォーク
 バスはステーガスタイン展望台横を通過,先へと進みます。ソグネフィヨルドビューウォークを先に,帰りにステーガスタイン展望台に寄るとのことでした。そして,数分でバスは駐車。16:00,ハイキングに出発です。天気は上々,遠くも綺麗に見えています!天気が良いとやっぱりテンションが上がります!そして,フィヨルドのビューポイントに到着・・・絶景です!遙か下に広がるフィヨルドの水面が美しいです!前回も,天気に恵まれなかった前回のこのビューウォークもここの展望ポイントだけは霧が晴れ,景色を楽しめたのですが,今回の景色はそれを遙かに上回る綺麗さです。超満足のソグネフィヨルドビューウォークとなりました(笑)。

ハイキングはこんな道です。

蒼蒼としたフィヨルドの水面が美しいです!
ステーガスタイン展望台
 17:00,ステーガスタイン展望台に到着。この日は土曜日でしたので,この展望台,物凄い混雑となりそうと言うことで,ソグネフィヨルドビューウォークを先にして,時間をずらして訪れたとのことでした。先客が若干数いますが,ノープロブレムです。そして,ステーガスタイン展望台からの景色は・・・これも絶景です!特に2年前は霧で真っ白だっただけに感無量の景色でした。リベンジ成功です(笑)!
 17:15,ホテルへ向かってステーガスタイン展望台出発。

フレトハイムホテルへ

 この日はホテルに着いたら,18:30発のフロム鉄道に乗車,ホーレイナ駅で降りて,リョーアンネの滝まで歩き,リョーアンネの滝を堪能,ホテルまで歩いて帰りホテル着は21:00頃,夕食はキャンセル・・・と言う計画を立てていました。ちなみに翌朝は朝4:30くらいにホテルを出発,ブレッケの滝まで行き,7:30くらいにホテル着の計画でした。
 ステーガスタイン展望台を17:15に出発しましたので,ホテル到着は18:00頃かな?と言うことは計画通り,リョーアンネの滝に行けるな〜と思っていました。レストラン「MARINA」にたちより,ここでガイドさんと別れ,バスはホテルへと向かいます。ここで,ウトウトと寝入ってしまいました・・・そして,ふと目が覚めると・・・バスはまだ走っています。しかもトンネルの中を通過中のようです・・・???レストランからホテルまでの間にトンネルなんてあったかな?しかも大分時間も経っているのに何故まだ走っているの?このトンネル結構長いな・・・何が起こっているのか分からずに,思考がついて行きません。そして,トンネルを抜けた先に待っていた景色は・・・見覚えのある滝群でした。グドヴァンゲンです!エッ???思考がついて行きません。ようやく我に返った時は,バスは九十九折りの坂を登っています・・・どうやらフレトハイムホテルではなく,スタルハイムホテルに向かっているみたいです・・・バスの運転手さんがこの日の宿泊ホテルを勘違いしていたのです!結局,途中でUターンもできず,スタルハイムホテルでUターンとなりました。
 結局,ホテル着は18:00頃のはずが大幅に遅れ,18:45になってしまいました!予定していたフロム鉄道はすでに出発しています・・・リョーアンネの滝アウトです!添乗員さんに何度も謝られてしまいました。仕方ないです,と一度は諦めました・・・でも,ふと思いました「歩いて行くとどれくらいの時間かかるんだろう?」・・・フロントで聞くと途中地点のホーレイナまで歩いて35分程度とのことでした。ホーレイナからリョーアンネの滝まで20分程度らしいので,片道1〜1.5時間くらいかな・・・と言うことは歩いて行けないことは無い・・・でも,この日はすでに,他の皆さんと一緒にレストランで夕食をとる気になっていたので,翌朝行くことにしました。ブレッケの滝を断念するのは残念ですが,リョーアンネの滝優先の気分でした。
フレトハイムホテルにて
 2年ぶりのフレトハイムホテルはやっぱり良いホテルです。2年前はブレッケの滝に熱中して,あまりこのホテルでゆっくりした記憶が無いので,この夜はゆっくりと過ごそうと決めました(笑)。19:30〜21:15,ホテルのレストランで夕食。21:15〜21:45,ホテル内を散策。21:45〜22:00,スーツケース等はできるだけ触らず,最小限に荷物整理,スーツケースは翌朝そのまま出せるようにして,翌朝の準備を万端にしました。
 目覚ましを4:00に設定,さらに,添乗員さんがフロントに4:00のモーニングコールを頼んでくれています。翌朝の準備は万端です。翌朝は雨が降っていないと良いな〜と思いながら,ちょっと早いですが,22:00就寝となりました。

フレトハイムホテル

ホテルの部屋

ステーガスタイン展望台の写真
←ホテル内から
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