朝の散歩(1)
目が覚めたのは5:00でした。窓の外を見るとドンヨリとしています・・・あぁ〜やっぱりこんな天気か〜と思いながら,5:30,朝の散策に出発です。まずは,昨夕,ガイランゲルに到着した時に,バスの窓から道が付いていた様に見えたStorfossenを目指します。坂道を登っていき,ガイランゲル教会を過ぎ,ユニオンホテルの前に到着すると,確かにStorfossenの左岸に道が付いています!「2年前の苦労は何だったんだ〜!」って感じです。でも,当初の予定のStorfossenは道が付いているのが確認できたので,とりあえず後回しにして先を急ぎます(笑)。 |
ガイランゲル教会 |
車道から,Storfossen上段 |
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遠くにホールブロの滝が見えます。 |
ホールブロの滝・アップ→ |
ガイランゲルフィヨルドパンフレット記載の空撮写真 |
朝の散歩(2)
Storfossenの次の目的は,2年前のガイランゲルフィヨルドで入手したパンフレットの空撮写真に写っていた滝?です。しばらく歩くと水の落ちる音が聞こえてきます・・・草をかき分けていくと・・・滝です(笑)。でも,かなり小さい・・・と言っても落差10m以上ですが。とりあえず先へ進みます。そして到着したのは,水量豊富な小滝。さらに先へ進み,到着したのは,たぶんキャンプ場です。すぐそばに豪快な滝が落ちています。見えている範囲では大きくないですが,かなり上部まで続いているっぽいです。そして「Kleivafossen」の立て札があります。名のある滝に到着!ということで満足して,引き返すことにしました。 |
小滝その1 |
小滝その2 |
Kleivafossen・正面から |
Kleivafossen案内板 |
Kleivafossen・案内板の所から |
朝の散歩(3)
Kleivafossenからの帰りはStorfossenへ立ち寄りです・・・というか,本来こちらが本命です。ユニオンホテルの前から,橋を渡って左岸へ進みStorfossen沿いに下っていきます。Storfossenは水量豊富で豪快,物凄い水飛沫,素晴らしいです!十分に堪能して,さらに階段を下っていくと,2年前「private」の看板で立ち入ることができなかった場所に到着しました(笑)。そして下流からこの滝を見るとはっきりと滝の横の階段が見えています。2年前にはありませんでした。また,ガイランゲルフィヨルドのパンフレット表紙にもStorfossen沿いの道が追加されています・・・やっぱりこの道は2年前にはまだ無く,この2年の間に整備されたもののようでした。 |
ユニオンホテル |
Storfossen上流部 |
Storfossen上流部 |
Storfossen |
Storfossen下流部 |
2年前の写真 |
今回の写真,道ができています。 |
2年前のパンフレット表紙 |
今回のパンフレット表紙,道が追加されています。 |
ガイランゲルフィヨルドクルーズ出発
ホテル到着は6:50でした。朝食をとり(7:05〜8:00),出発時間まで部屋からフィヨルドを眺めながらでゆっくりと過ごします。時折青空も見えますが,基本,天気は下り坂っぽい感じです。う〜ん・・・残念!9:00,出発です。荷物はバスに乗せ,歩いてフェリー乗り場へ。フェリー乗り場はホテルからすぐです。天気はいよいよ怪しくなってきました(涙)。
この日の午前中の観光は,まずガイランゲルからヘレシルトへのフィヨルドクルーズ。そして,ヘレシルトから陸路,ストランダへ向かい,フェリーでリアビグダへ,リアビグダから陸路リンゲへ向かい,フェリーでエイスダルへ,エイスダルから陸路,ガイランゲルへ,とフェリーを乗り継いでグルリと一周する感じの行動です。 |
ホテルの部屋から |
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ガイランゲルフィヨルドクルーズ
9:30,クルーズ出発です。ついに雨が降り出しました。船内に避難,窓からフィヨルドの景色を眺めますが・・・やっぱりテンションは下がります。メインの7人姉妹の滝・求婚者の滝の辺りでは外に出ましたが,雨・風がひどく・・・・残念な結果でした。
2年前もガイランゲルフィヨルドクルーズは天気に恵まれませんでしたが,今回の天気はそれよりも悪いです(涙)。ガイランゲルフィヨルドとは相性が悪いな〜と思いつつ,船内から外の景色を眺めていました。 |
フェリーの出発を待ちます。 |
出発です。雨が降り始めました。 |
大きな滝です。 |
雨は本降りになってきました。 |
船内の様子 |
素敵な船です(笑) |
この滝も立派です。 |
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求婚者の滝 |
7人姉妹の滝 |
←7人姉妹の滝 |
7人姉妹の滝と求婚者の滝 |
天気は悪いですが景色は雄大です。 |
ヘレシルトの滝
10:40,ヘレシルト港に到着。ここにはヘレシルトの滝があります。この滝はバスの進行方向右に落ちています。2年前はこのことを知らず,左の座席に座っていたので,「あっ!」と思った時にはバスはこの滝の前をスーと通り過ぎていた・・・という,残念な思いをした滝です。ということで,今回は右の席に座り,準備万端,この滝を待ち構えていました(笑)。でも,今回はバスのドライバーさんがこの滝の前で極めてゆっくりの徐行運転をしてくれました。結果,じっくりとこの滝を堪能できました(笑)・・・どうもありがとうございました!この滝の前では大勢の観光客が記念撮影しており,意外に人気スポットのようでした。 |
ヘレシルト港に到着 |
ヘレシルトの滝 |
ヘレシルトの滝前は大勢の人です。 |
ストランダ港へ
ヘレシルトの町を過ぎると高度を上げ,シュマイフィヨルド沿いの道へと進みます。ここで写真ストップです。シュマイフィヨルドとガイランゲルフィヨルドの合流点の展望台で,天気が良かったら素晴らしい景色が広がっていたんでしょうが・・・残念ながら小雨交じりの天気。景色はこんなもんかな〜という程度でした。個人的にはここより,ヘレシルトの滝前での写真ストップの方が良かったな〜(笑)。
バスは山中へと進みます。何回か道路工事の通行規制にあいながら,再び,フィヨルドに出て,ストランダ港を目指します。 |
ヘレシルトの町 |
展望台 |
展望台から |
シュマイフィヨルド |
あちらこちらで工事をしていました。 |
フェリーを乗り継いで
ストランダ港からフェリーでリアビグダ港へ,リアビグダ港から陸路リンゲ港へ,さらにフェリーでエイスダル港へ,エイスダル港から陸路ガイランゲルへ,フェリーを乗り継いで再びガイランゲルを目指します。
ストランダ港出発は11:15,リアビグダ港到着は11:30,陸路を通り,リンゲ港に到着したのは11:45,リンゲ港出発は12:00,エイスダル港到着は12:12でした。
この頃になると空には青空が多くなり,景色も美しくなってきました!やっぱりフィヨルドは青空です!午後からのスカゲフラ農場も無事に行けそうでウキウキ気分で景色を眺めていました。 |
ストランダ港出発 |
天気は上々になってきました。 |
リンゲ港 |
エイスダル港行きのフェリー |
陸路,ガイランゲルを目指します。 |
「鷹の道展望台」
12:30,鷹の道展望台に到着です。ガイランゲルフィヨルドクルーズ時の天気が嘘みたいな,素晴らしい天気になっています!「フィヨルドの天気は物凄く変わりやすい!」2年前に思い知ったことですが,改めて,痛感しました(笑)・・・この後,もう一度思い知らされることになるとは,この時は夢にも思っていませんでした。右には7人姉妹の滝が静かに落ち,左にはガイランゲルの村が見えます。「鷹の道展望台」からの景色は絶景です!2年前にも「絶景!これ以外の言葉は見つかりません。」と書きましたが,この日は天気も素晴らしく,2年前を遙かに超える絶景です!
鷹の道展望台に設置された案内板,ここからの景色に観光ポイントが記入されていました・・・その中に「スカゲフラ農場」の文字も。「スカゲフラ農場」はこの日の午後,ツアーから離団して行こうとしていた場所です(勿論,ガイドさん付きです)。示されている場所は断崖絶壁の上!予備知識としては知っていたつもりでしたが,実際,写真で見せられると・・・「これ,行けるの??・・・怖ッ!!」って感じです。見れば見るほど,「大丈夫?無謀なことしようとしてるんじゃないの?」の思いが強くなってきます。でも,ガイドも頼んでいるし,ガイドがいるから何とかなるでしょう!と自分に言い聞かせていました(笑) 12:50,ガイランゲルへ向けて出発,九十九折りのカーブをドンドン降りていきます。 |
鷹の道展望台 |
鷹の道展望台 |
鷹の道展望台から |
鷹の道展望台からガイランゲルの村 |
鷹の道展望台から |
ガイランゲルの村へと向かいます。 |
ガイランゲルの村へと向かいます。 |
昼食
13:10,ユニオンホテル到着。この日の昼食はこのホテルのレストランです。メニューはベジタブルマッシュルームスープ,タラのオーブン焼きと根菜,アイスクリーム・ベリーソース掛け。窓の外は穏やかな日差しと美しいフィヨルド,ポカポカと暖かく,のどかな時間です。
14:10,午後のガイドさんが到着。このグループのガイドさんと,私に付くガイドさんの2名です。何と!日本語が話せるガイドさんでした!英語が全くだめな私はガイドさんとの会話を非常に心配していましたので,ラッキー!の一言です(笑)。20代前半の若い女性で,お父さんがドイツ人,お母さんが日本人のハーフだそうです。 |
ホテルユニオン |
レストラン |
レストラン |
スカゲフラ農場へ(1)
スカゲフラ農場は,いろいろな旅行ガイドでガイランゲルフィヨルドが紹介される時によく使われている写真の場所で,ガイランゲルフィヨルドの一番のビューポイントの1つです。ただし,基本的に,桟橋まで船で行き,そこから崖沿いの道を登っていく,結構大変な場所のようです。
14:20,ホテルを出発,途中,ショートカットの道を辿り,フェリーの桟橋へ向かいます。桟橋でチケットを購入。ボート代は205kr。ガイドさんは「自分の会社だから必要ないです」とのこと。ガイドさんの分も支払うはずでしたが,ラッキーです(笑)。そして分かった意外な事実・・・船はガイランゲルからヘレシルト近くまで行ってから引き返し,その帰りにスカゲフラ農場への桟橋に立ち寄るのだそうです・・・3度目のガイランゲルフィヨルドクルーズです(笑)。今度こそ,美しいガイランゲルフィヨルドを見られるかも・・・と,思いましたが,ホテルを出る時は上々の天気だったのに,青空は少なくなり,風も出てきています・・・ちょっと不安です。
出発までの時間を使ってガイドさんと打ち合わせです。ガイドさんが仕入れてくれた情報では「スカゲフラ農場からガイランゲルへ山越えで帰ってくる時に滑りやすいところがあるが,そこが雨に濡れてさらに滑りやすくなっている。ボートで帰ってきた方が無難」とのことでした。スカゲフラからゲイランゲルへ歩いて帰ってくるのは断念して,帰りもボートを使うことに決定でした。ただ,スカゲフラ農場からさらに少しだけ上がったところ(パンフレット写真に使われている景色のポイント)までは行くことにしました。
14:30,クルーズ船は出発。天気はいよいよ悪くなってきました。風も強くなってきました。進行方向は雨が降っているみたいです。こんな天気でスカゲフラ農場へ行くことができるの?と,どんどん不安になってきます。 |
ガイランゲルフィヨルドガイド2013の表紙
(スカゲフラ農場からの景色が使われています。) |
結構乗客が多いです。 |
進行方向は雨が降っているみたいです。 |
スカゲフラ農場へ(2)
3度目のガイランゲルフィヨルドクルーズですが,今回は小型船なので,視点が低くなり,これまで見た景色もまた違った印象です。そして風が強いので,滝の水が舞い上がり,荒々しい景色になっています。優雅な7人姉妹の滝でさえも荒々しくなっています。これはこれで,なかなか楽しいです。それにしても,つくづく,ガイランゲルフィヨルドクルーズは天気に恵まれません。特に今回は,ホテルのレストランを出る時はポカポカとこの上ない天気だっただけに,ショックは大きいです。 |
滝の水が舞い上がっています。 |