7日目(2015年8月11日)

朝の散歩(1)
 目が覚めたのは5:00でした。窓の外を見るとドンヨリとしています・・・あぁ〜やっぱりこんな天気か〜と思いながら,5:30,朝の散策に出発です。まずは,昨夕,ガイランゲルに到着した時に,バスの窓から道が付いていた様に見えたStorfossenを目指します。坂道を登っていき,ガイランゲル教会を過ぎ,ユニオンホテルの前に到着すると,確かにStorfossenの左岸に道が付いています!「2年前の苦労は何だったんだ〜!」って感じです。でも,当初の予定のStorfossenは道が付いているのが確認できたので,とりあえず後回しにして先を急ぎます(笑)。

ガイランゲル教会

車道から,Storfossen上段

遠くにホールブロの滝が見えます。
ホールブロの滝・アップ→

ガイランゲルフィヨルドパンフレット記載の空撮写真
朝の散歩(2)
 Storfossenの次の目的は,2年前のガイランゲルフィヨルドで入手したパンフレットの空撮写真に写っていた滝?です。しばらく歩くと水の落ちる音が聞こえてきます・・・草をかき分けていくと・・・滝です(笑)。でも,かなり小さい・・・と言っても落差10m以上ですが。とりあえず先へ進みます。そして到着したのは,水量豊富な小滝。さらに先へ進み,到着したのは,たぶんキャンプ場です。すぐそばに豪快な滝が落ちています。見えている範囲では大きくないですが,かなり上部まで続いているっぽいです。そして「Kleivafossen」の立て札があります。名のある滝に到着!ということで満足して,引き返すことにしました。

小滝その1

小滝その2

Kleivafossen・正面から

Kleivafossen案内板

Kleivafossen・案内板の所から
朝の散歩(3)
 Kleivafossenからの帰りはStorfossenへ立ち寄りです・・・というか,本来こちらが本命です。ユニオンホテルの前から,橋を渡って左岸へ進みStorfossen沿いに下っていきます。Storfossenは水量豊富で豪快,物凄い水飛沫,素晴らしいです!十分に堪能して,さらに階段を下っていくと,2年前「private」の看板で立ち入ることができなかった場所に到着しました(笑)。そして下流からこの滝を見るとはっきりと滝の横の階段が見えています。2年前にはありませんでした。また,ガイランゲルフィヨルドのパンフレット表紙にもStorfossen沿いの道が追加されています・・・やっぱりこの道は2年前にはまだ無く,この2年の間に整備されたもののようでした。

ユニオンホテル

Storfossen上流部

Storfossen上流部

Storfossen

Storfossen下流部

2年前の写真

今回の写真,道ができています。

2年前のパンフレット表紙

今回のパンフレット表紙,道が追加されています。
ガイランゲルフィヨルドクルーズ出発
 ホテル到着は6:50でした。朝食をとり(7:05〜8:00),出発時間まで部屋からフィヨルドを眺めながらでゆっくりと過ごします。時折青空も見えますが,基本,天気は下り坂っぽい感じです。う〜ん・・・残念!9:00,出発です。荷物はバスに乗せ,歩いてフェリー乗り場へ。フェリー乗り場はホテルからすぐです。天気はいよいよ怪しくなってきました(涙)。
 この日の午前中の観光は,まずガイランゲルからヘレシルトへのフィヨルドクルーズ。そして,ヘレシルトから陸路,ストランダへ向かい,フェリーでリアビグダへ,リアビグダから陸路リンゲへ向かい,フェリーでエイスダルへ,エイスダルから陸路,ガイランゲルへ,とフェリーを乗り継いでグルリと一周する感じの行動です。

ホテルの部屋から
ガイランゲルフィヨルドクルーズ
 9:30,クルーズ出発です。ついに雨が降り出しました。船内に避難,窓からフィヨルドの景色を眺めますが・・・やっぱりテンションは下がります。メインの7人姉妹の滝・求婚者の滝の辺りでは外に出ましたが,雨・風がひどく・・・・残念な結果でした。
 2年前もガイランゲルフィヨルドクルーズは天気に恵まれませんでしたが,今回の天気はそれよりも悪いです(涙)。ガイランゲルフィヨルドとは相性が悪いな〜と思いつつ,船内から外の景色を眺めていました。

フェリーの出発を待ちます。

出発です。雨が降り始めました。

大きな滝です。

雨は本降りになってきました。

船内の様子

素敵な船です(笑)

この滝も立派です。

求婚者の滝

7人姉妹の滝
←7人姉妹の滝

7人姉妹の滝と求婚者の滝

天気は悪いですが景色は雄大です。
ヘレシルトの滝
 10:40,ヘレシルト港に到着。ここにはヘレシルトの滝があります。この滝はバスの進行方向右に落ちています。2年前はこのことを知らず,左の座席に座っていたので,「あっ!」と思った時にはバスはこの滝の前をスーと通り過ぎていた・・・という,残念な思いをした滝です。ということで,今回は右の席に座り,準備万端,この滝を待ち構えていました(笑)。でも,今回はバスのドライバーさんがこの滝の前で極めてゆっくりの徐行運転をしてくれました。結果,じっくりとこの滝を堪能できました(笑)・・・どうもありがとうございました!この滝の前では大勢の観光客が記念撮影しており,意外に人気スポットのようでした。

ヘレシルト港に到着

ヘレシルトの滝

ヘレシルトの滝前は大勢の人です。
ストランダ港へ
 ヘレシルトの町を過ぎると高度を上げ,シュマイフィヨルド沿いの道へと進みます。ここで写真ストップです。シュマイフィヨルドとガイランゲルフィヨルドの合流点の展望台で,天気が良かったら素晴らしい景色が広がっていたんでしょうが・・・残念ながら小雨交じりの天気。景色はこんなもんかな〜という程度でした。個人的にはここより,ヘレシルトの滝前での写真ストップの方が良かったな〜(笑)。
 バスは山中へと進みます。何回か道路工事の通行規制にあいながら,再び,フィヨルドに出て,ストランダ港を目指します。 

ヘレシルトの町

展望台

展望台から

シュマイフィヨルド

あちらこちらで工事をしていました。
フェリーを乗り継いで
 ストランダ港からフェリーでリアビグダ港へ,リアビグダ港から陸路リンゲ港へ,さらにフェリーでエイスダル港へ,エイスダル港から陸路ガイランゲルへ,フェリーを乗り継いで再びガイランゲルを目指します。
 ストランダ港出発は11:15,リアビグダ港到着は11:30,陸路を通り,リンゲ港に到着したのは11:45,リンゲ港出発は12:00,エイスダル港到着は12:12でした。
 この頃になると空には青空が多くなり,景色も美しくなってきました!やっぱりフィヨルドは青空です!午後からのスカゲフラ農場も無事に行けそうでウキウキ気分で景色を眺めていました。

ストランダ港出発

天気は上々になってきました。

リンゲ港

エイスダル港行きのフェリー

陸路,ガイランゲルを目指します。

「鷹の道展望台」

 12:30,鷹の道展望台に到着です。ガイランゲルフィヨルドクルーズ時の天気が嘘みたいな,素晴らしい天気になっています!「フィヨルドの天気は物凄く変わりやすい!」2年前に思い知ったことですが,改めて,痛感しました(笑)・・・この後,もう一度思い知らされることになるとは,この時は夢にも思っていませんでした。右には7人姉妹の滝が静かに落ち,左にはガイランゲルの村が見えます。「鷹の道展望台」からの景色は絶景です!2年前にも「絶景!これ以外の言葉は見つかりません。」と書きましたが,この日は天気も素晴らしく,2年前を遙かに超える絶景です!
 鷹の道展望台に設置された案内板,ここからの景色に観光ポイントが記入されていました・・・その中に「スカゲフラ農場」の文字も。「スカゲフラ農場」はこの日の午後,ツアーから離団して行こうとしていた場所です(勿論,ガイドさん付きです)。示されている場所は断崖絶壁の上!予備知識としては知っていたつもりでしたが,実際,写真で見せられると・・・「これ,行けるの??・・・怖ッ!!」って感じです。見れば見るほど,「大丈夫?無謀なことしようとしてるんじゃないの?」の思いが強くなってきます。でも,ガイドも頼んでいるし,ガイドがいるから何とかなるでしょう!と自分に言い聞かせていました(笑)
 12:50,ガイランゲルへ向けて出発,九十九折りのカーブをドンドン降りていきます。

鷹の道展望台

鷹の道展望台 

鷹の道展望台から

鷹の道展望台からガイランゲルの村

鷹の道展望台から

ガイランゲルの村へと向かいます。

ガイランゲルの村へと向かいます。
昼食
 13:10,ユニオンホテル到着。この日の昼食はこのホテルのレストランです。メニューはベジタブルマッシュルームスープ,タラのオーブン焼きと根菜,アイスクリーム・ベリーソース掛け。窓の外は穏やかな日差しと美しいフィヨルド,ポカポカと暖かく,のどかな時間です。
 14:10,午後のガイドさんが到着。このグループのガイドさんと,私に付くガイドさんの2名です。何と!日本語が話せるガイドさんでした!英語が全くだめな私はガイドさんとの会話を非常に心配していましたので,ラッキー!の一言です(笑)。20代前半の若い女性で,お父さんがドイツ人,お母さんが日本人のハーフだそうです。

ホテルユニオン

レストラン

レストラン
スカゲフラ農場へ(1)
 スカゲフラ農場は,いろいろな旅行ガイドでガイランゲルフィヨルドが紹介される時によく使われている写真の場所で,ガイランゲルフィヨルドの一番のビューポイントの1つです。ただし,基本的に,桟橋まで船で行き,そこから崖沿いの道を登っていく,結構大変な場所のようです。
 14:20,ホテルを出発,途中,ショートカットの道を辿り,フェリーの桟橋へ向かいます。桟橋でチケットを購入。ボート代は205kr。ガイドさんは「自分の会社だから必要ないです」とのこと。ガイドさんの分も支払うはずでしたが,ラッキーです(笑)。そして分かった意外な事実・・・船はガイランゲルからヘレシルト近くまで行ってから引き返し,その帰りにスカゲフラ農場への桟橋に立ち寄るのだそうです・・・3度目のガイランゲルフィヨルドクルーズです(笑)。今度こそ,美しいガイランゲルフィヨルドを見られるかも・・・と,思いましたが,ホテルを出る時は上々の天気だったのに,青空は少なくなり,風も出てきています・・・ちょっと不安です。
 出発までの時間を使ってガイドさんと打ち合わせです。ガイドさんが仕入れてくれた情報では「スカゲフラ農場からガイランゲルへ山越えで帰ってくる時に滑りやすいところがあるが,そこが雨に濡れてさらに滑りやすくなっている。ボートで帰ってきた方が無難」とのことでした。スカゲフラからゲイランゲルへ歩いて帰ってくるのは断念して,帰りもボートを使うことに決定でした。ただ,スカゲフラ農場からさらに少しだけ上がったところ(パンフレット写真に使われている景色のポイント)までは行くことにしました。
 14:30,クルーズ船は出発。天気はいよいよ悪くなってきました。風も強くなってきました。進行方向は雨が降っているみたいです。こんな天気でスカゲフラ農場へ行くことができるの?と,どんどん不安になってきます。

ガイランゲルフィヨルドガイド2013の表紙
(スカゲフラ農場からの景色が使われています。)

結構乗客が多いです。

進行方向は雨が降っているみたいです。
スカゲフラ農場へ(2)
 3度目のガイランゲルフィヨルドクルーズですが,今回は小型船なので,視点が低くなり,これまで見た景色もまた違った印象です。そして風が強いので,滝の水が舞い上がり,荒々しい景色になっています。優雅な7人姉妹の滝でさえも荒々しくなっています。これはこれで,なかなか楽しいです。それにしても,つくづく,ガイランゲルフィヨルドクルーズは天気に恵まれません。特に今回は,ホテルのレストランを出る時はポカポカとこの上ない天気だっただけに,ショックは大きいです。

滝の水が舞い上がっています。
優雅な7人姉妹の滝も水が舞い上がり,姿を一変させています。
スカゲフラ農場へ(3)
 ボートはヘレシルト前でUターン,ガイランゲルを目指します。この頃には少しだけ青空も見え始めましたが,強風と雨なのは相変わらずです。でも,意外にも物凄い強風の中の割に船の揺れはほとんどありませんでした。ちょっと意外。右に左に豪快な滝が落ち,滝の水は強風で舞い上がっています・・・そして再び,7人姉妹の滝が見えてきました。正面には虹も出ています!このクルーズもそろそろ終わり,いよいよ,スカゲフラ農場への桟橋に到着です。

青空です!

この辺りでUターンだったかな?

家が点在しています。

小型船なので視点が低いです。
 

見上げて
 立派な滝です→

7人姉妹の滝と虹

虹のアップ
←7人姉妹の滝

スカゲフラ農場へ(4)

 スカゲフラ農場への桟橋に到着直前,「スカゲフラ農場はこの真上,あの岩の上です。」というガイドさんの言葉に見上げて,唖然・・・行けるの?言葉が出ない私に,ガイドさんは笑顔で「大丈夫,道がありますよ。」・・・まぁ,道はあるでしょうが・・・やっぱり,あまりにも無謀なことをしようとしているんじゃないか?と改めて不安になりつつも,ガイドさんを信じて付いていくしかない!と思うしかありませんでした。
 チケットを渡し,下船です。このクルーズはチケットが2枚ありました。1枚はクルーズ船に乗る際に渡すチケット,もう1枚はスカゲフラ農場への桟橋で降りる際に渡すチケットです。「思いつきでこのスカゲフラの桟橋で降りることのないようにする」ために,事前にここで下船するためのチケットを発行しておくのだそうです。また,「何人がスカゲフラ農場へ向かっているかを把握する」ことも目的だそうです・・・そういう必要がある場所,なんでしょうね・・・。
 桟橋に上陸したら早速出発です。しっかりと標識も立っています。カラーコードは赤です。ということはプレーケストーレンと同等のレベルと言うことのようです。最初は樹林の中に付けられた,比較的急な登り道です。特に問題なしです・・・「なんだ〜案外楽かも(笑)」などと快適に登っていきます。そして,樹林帯を抜け,恐怖の道が始まりました(涙)。

桟橋に着きました。 

ボートが離れていきます。 
←スカゲフラ農場はこの崖の上です。

スカゲフラ農場への標識。カラーコードは赤です。

樹林帯の中の道
スカゲフラ農場へ(5)
 道は樹林帯を抜け,崖道に突入です。怖くて見ることができませんでしたが,すぐ横は,多分,ストーンと切れ落ちた崖でしょう。手すりが右と左に付いているので,それをしっかりと握り,一歩一歩丁寧に上がっていきます。道はどんどん急勾配になっていきます。振り返ると,急な石段の遙か下に桟橋が見えています。風は強く,時折体が持って行かれそうになります・・・本当にヒヤヒヤ,生きた心地のしないルートです。途中,何か所か7人姉妹の滝のビューポイントがありましたが,それを堪能する余裕もありませんでした(涙)。
 それにしても,こんな所に農場を作るなんて,そもそも,こんな所に農場として使える場所があることをどうやって知ったのか,最初にこの場所に来た人はどうやってたどり着いたのか・・・ノルウェー人,クレイジーです!
 ガイドさんの話では「こんな道だから,ガイドの依頼が来ても,5人以上の場合は断っているんですよ」とのことでした・・・そうでしょうね〜(笑)
 それにしても,昨晩のホテルのフロントのお姉さん,このルートを「Easyである」と話してくれましたが,「これがEasyですか・・・ノルウェー人,凄い!」という感じです。
 ガイドさんの話では,昔はスカゲフラ農場への道は整備されていなかったが,あまりの景色の良さに訪れる人が多くなったので,最近整備したのだそうです。その時,この道を作ったのが,ネパールのシェルパ族の人,この道の出来が非常に良かった(非常に良い道ですか〜(笑))ので,最近,ストルセター滝への道の整備も依頼した,ということでした。2年前のストルセター滝への途中,道を作っている,シェルパ族の人と会いましたが,意外なつながりでした。

ビューポイントその1

崖道の始まりです。

ビューポイントその2

遙か下に桟橋が見えます。

昔の手すりの残骸

ビューポイントその3
スカゲフラ農場へ(6)
 そして,道は崖道を終わり再び樹林帯の中の道となります。傾斜は急で濡れた土が滑りやすいですが,崖道に比べれば遙かに気が楽です(笑)。
 そして,登り始めて約50分,ようやくスカゲフラ農場の建物が見えてきました。時間は短かったですが,生きた心地のしないルートでした。

再び樹林帯の中の道になりました。

ビューポイントその4

スカゲフラ農場が見えてきました。
スカゲフラ農場
 ようやく到着したスカゲフラ農場ですが,残念ながら強風の上,冷たい小雨交じりの天気です。しばらく小屋の近くで風雨が治まるのを待ちます。その時間を利用して訪問者記帳ノートに記帳,さらに建物の中を見学です(中には入れないので窓からのぞき込んだだけですが・・・)。内部は意外に綺麗です。夏の間ここを借りて住む人もいるとのことでした・・・数泊くらいならしてみたいかな(笑)。
 当初の予定では,このさらに上まで行くつもりでしたが,この天気です。ここまでで,景色を堪能して引き返すことにしました・・・今,考えると行けば良かったなぁと思います。ちょっと後悔です。
 そうしているうちに,「雨は」治まってきたので,周辺を歩き回ります・・・風が強くて,時折体を持って行かれそうで怖いので,あまり崖近くには近寄れませんでした・・・そして,7人姉妹の滝方向を見ると・・・今度は雲の切れ間から射した太陽光が完全な逆光です。しかも霧が太陽光を反射,非常に見づらくなっています・・・つくづく,景色に恵まれませんでした(涙)。 
 今回のガイランゲルフィヨルドクルーズとスカゲフラ農場,肝心な時間帯に天気が荒れてしまいました。美しいガイランゲルフィヨルド・美しいスカゲフラ農場を是非とも見たいので,ここはもう一度,リベンジで訪問しようと決意して,スカゲフラ農場をあとにしました。

スカゲフラ農場

スカゲフラ農場

ベンチも設置されています。

スカゲフラ農場の説明板

スカゲフラ農場からの景色

スカゲフラ農場からの景色

スカゲフラ農場からの景色
ガイランゲルへ(1)
 約30分の滞在で,スカゲフラ農場を出発,再び,恐怖の崖道を下り,桟橋に到着したのは18:10でした。クルーズ船が来るまで10分程度の余裕があったので,ここから7人姉妹の滝をじっくりと撮影。この頃には強風も収まり美しい流れとなっていました。せめて,この状態が,スカゲフラ農場にいるときだったらな〜とちょっとだけ残念でした。 

7人姉妹の滝
ガイランゲルへ(2)
 クルーズ船に乗り込み,ガイランゲルの村を目指します。曇ってはいますが,雨も降らず,風もなく,穏やかです・・・崖の上に,スカゲフラ農場が見えます・・・あそこまで行ってきたんだな〜と感慨深く見ていました。それにしても,本当に崖の上です。スカゲフラ農場の隣に見えるのは「トロールの顔」だそうです・・・確かに顔に見えます。
 右に左に滝を見ながら,クルーズ船はガイランゲルへ進みます。そして,7人姉妹の滝が見えなくなっていきました。正真正銘,7人姉妹の滝の見納めです・・・今回の旅行では。
 18:40,ガイランゲルに到着。

スカゲフラ農場・アップ
 崖の上のスカゲフラ農場→

スカゲフラ農場周辺(カーソルを合わせてください)

この姿は結構お気に入りです。

7人姉妹の滝が隠れていきました。

豪華客船AIDA

穏やかです。

夕食〜就寝

 ガイドさんと別れ,ホテルに到着したのは18:50でした。すぐに他の皆さんと合流,ストックを添乗員さんに返却(5日目,リョーアンネの滝にストックを置き忘れたので,この日は添乗員さんにお借りしました。どうもありがとうございました!),部屋に戻って一休みです。
 19:00,夕食。いつものバイキング料理です。お互いの午後の話で盛り上がりました。このツアーの本来の行程,ヴェステラス・フィエレットへのハイキングも色々あったようで,苦労話を伺いました。ちなみに,この日のレストランは物凄く閑散としていました。いたのは私たちのグループだけだったかな?昨晩は超混雑だったのに・・・!グドヴァンゲン・フロム間のトンネル火災のため,この日の利用予定のグループの到着が大幅に遅れているためのようでした。2年前にもグドヴァンゲン付近のトンネルで事故があり,その時参加していたツアーは急遽予定を変更したのですが,ノルウェー,トンネル関係の事故・火災が多すぎませんか〜って感じですね。このレストランは「スカゲフラ」という名前だったのに,気付いたのはレストランから部屋に帰る時でした。
 夕食後は,お土産を買い込み,ホテルの周辺を散策して,22:30頃,就寝。

レストラン「スカゲフラ」

レストラン

ノルウェーらしく魚介類が豊富です。

ガイランゲルの港も見納めです。
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