8日目(2015年8月12日)

朝の散歩
 目が覚めたのは5:20。早速,朝の散策に出発です。まずは,Storfossenです。前日はユニオンホテルから降りてきたので,今回は下流から階段を上って,ユニオンホテルへ向かいました。行ってみると「Waterfall walk」の標識も立っています。今回は広角レンズも持参,準備万端です。十分にStorfossenを堪能,2年前,心残りになっていたこの滝は完全にリベンジ成功です(笑)。

部屋から

案内板

分かりやすい標識です。

Storfossen下流部

Storfossen

こんな感じの道です。

Storfossenの落ち口付近から
ホテル出発
 帰りはゲイランゲル教会の敷地内を通り,ショートカットでホテルへと向かいます。前日,ガイドさんに教えてもらった道です。
 6:45,ホテル着。7:05〜7:45,朝食。部屋でちょっと休憩して,8:00,フロントへ行き,チェックアウトです。ここでフロントの天気予報が最新のものに更新されていました・・・見てみると,8/12(この日)は太陽・雲・雨の全てが描かれ,「crazy mix」の文字が・・・!前日の天気も相当な変わり方でしたが,「crazy mix」とはどんな天気でしょうか?かなり興味ありでした(笑)。ちなみにこの翌日は太陽のみが描かれ,「sun!」です・・・この日に来たかった!
 8:15,ホテル出発です。

ガイランゲル教会

墓地

ショートカットはこんな道を下ります。

天気予報

この日の天気は,crazy mix
ダールスニッパ展望台へ
 この日はひたすらオスロを目指します。ダールスニッパ展望台やロム町のスターブ教会に立ち寄りますが,基本,移動日です。
 バスはホテルを出発,九十九折りの道をぐんぐんと上っていきます。遠くに見えていたガイランゲルフィヨルドが見えなくなり,8:40,ダールスニッパ展望台へのゲートに到着です。ゲートは閉まっています・・・係員もいません。ピンコードを入力すると,ゲートは開くはずでしたが,中途半端に開いて止まりました・・・これではバスは通過できません(笑)。係員の登場でようやくゲートは開き,バスはダールスニッパ展望台目指してさらに九十九折りの道をグングンと上がっていきます。

ガイランゲルフィヨルド

この辺りから左の道へ進みます。

料金所

中途半端に開いたゲート

係員登場

九十九折りの道を上がります。

かなり上がってきました。
ダールスニッパ展望台
 ダールスニッパ展望台は標高1500m,ガイランゲルフィヨルドを見下ろすポイントとしては,車で行くことができる最高地点です。2年前もここは寒かったですが・・・今回はもっと寒い感じです。気温3℃です!キャンピングカーが止まっています・・・3人の人がここで一晩過ごしていたらしいです。こんなに寒いのに・・・凄い根性です(笑)。
 薄く靄がかかった感じですが,まぁ,しっかりとフィヨルドが見えています。一通り写真を撮って,景色を楽しんだら,寒いうえに,霙が降ってきましたので売店に避難です。

キャンピングカーが止まっています。

世界遺産のプレート

ダールスニッパ展望台から

ダールスニッパ展望台から

売店入り口のトロール人形

売店
スターブ教会へ
 9:30,ダールスニッパ展望台を出発。再び九十九折りの道を下っていきます。湖沿いの道を進み,バスはロム町のスターブ教会を目指します。隣を流れる川の色が綺麗です。時々,大きな滝が落ちています。前回は立ち寄ったポル滝も素通り,ひたすらバスは進みます。
ロム町のスターブ教会(1)
 10:50,ロム町のスターブ教会に到着。前回立ち寄った時は,ツアーとしては概観だけの観光,個人的に入場料を払って中に入りましたが,時間があまりなかったことと,中では団体さんが中央部を占拠していて,落ち着いて見ることができなかったなど,ちょっと心残りのあった教会です。今回は,ツアーとして,しっかりと内部観光も組み込まれています!
 添乗員さんの旅日記によると,スターブ教会は「12〜14世紀にかけてノルウェー全土で1000以上も建てられた総木造の教会。今では30棟ほどしか残っていない。ヴァイキング様式の影響も見られ,十字架と共にヴァイキングの魔除けである龍頭も見られる。スターブとは丸太・支柱の意味で,釘やネジを一切使わないで建てるのが特徴。」だそうです。

スターブ教会

見上げて

バイキングの影響を残す竜頭
ロム町のスターブ教会(2)
 ロム町のスターブ教会は最も古い部分が1150年代の後半のものだそうです。中世,ロム町はノルウェー西部からニダロス(トロンハイム),ノルウェー東部からセリェ・聖スンニヴァ修道院への巡礼者たちが立ち寄るなど交通の要所として栄えた町でしたが,1349年の黒死病流行で活気が失われ,宗教改革の波の中の1608年,カトリックからルター派への改築工事,が行われ,ロム町の人口増加に伴って,1634年・1663年に増築され,現在の外観となったとのことでした。やっぱり,歴史ある教会ですね〜

墓地

説教壇

ムンクによる絵画
←祭壇と正アンデレ十字
昼食
 11:20,ロム町のスターブ教会を出発。12:10,オッタの町を通過,12:45,ヴィンストラの町のSodorp Gjestgivergardというレストランで昼食です。メニューはグリーンサラダ,チキンのグリル,ライス・ベジタブル添え,カラメル・プディング,コーヒーです。

バスからのこの景色は綺麗でした。

レストランSodorp Gjestgivergard

妙に可愛くないアイスクリームのキャラクター

チキンのグリル
オスロへ
 15:15,リレハンメルを通過。1994年の冬季オリンピックが開催された町です。遠くにジャンプ台が見えましたが本当に遠くでした(笑)。リレハンメルの南からはノルウェーで一番大きな湖,ミョーサ湖が広がり,この湖沿いにバスは走っていきます。ミョーサ湖は長さ100km,面積363平方km,深さ443mだそうです。
 16:20,エスパの町でトイレストップ。素晴らしい青空が広がっています。

リレハンメル

ジャンプ台

ここでトイレ休憩

素晴らしい天気です。
オスロ到着
 オスロ到着は17:50でした。宿泊はラディソン・ブル・プラザ,中央駅隣にそびえる大きなホテルです。
 18:30,オスロ・シティーのスーパーマーケットへ希望者で買い出しです。タラコチューブ,ブラウンチーズをみんなで買い込みました・・・爆買です(笑)。タラコチューブは2年前,帰りのオスロ空港で没収された苦い記憶があります。今度こそは没収されないようにスーツケースに入れなければ!と誓っていました(笑)
 20:00,ホテル内のレストランで夕食。メニューはクルトン入りスープ,サーモンフィレ,ケーキとベリーコンポート,コーヒーでした。

ホテル内

ラディソン・ブル・プラザの部屋
←ラディソン・ブル・プラザ

ホテル近くのセブンイレブン

サーモンフィレ

エケベルクを探して

 食後は同じツアーのお二人をお誘いして,エケベルグへ「ムンクの叫び」が書かれた場所(の候補の一つ)へ向かいました。2年前も行った場所ですが,今回はエケベルグで「叫び」のあのポーズで写真を撮ろう!が目的でした・・・がホテルの人に聞いても場所が分からないので,タクシーで行った方が確実かも・・・ということでタクシーで行くことになりました(前回もタクシーで行ったので)。前回行った時の写真を見せて,「ここに行きたい」と添乗員さんに伝えてもらいました・・・タクシーのドライバーは最初分からなかったみたいでしたが,他のドライバーに尋ねて・・・「OK」の返事。この時点でちょっとだけ不安になっていました。そして,タクシーで連れて行かれたのは全く別の場所・・・「ここじゃない!」とうまく伝えることができず,あちらこちら走り回っているうちに,どんどん日が暮れてきました。そして,結局諦める羽目に!高台から眺めた夕景がちょっとは綺麗だったのがせめてもの救いでした。辿り着けなかった残念さと,お誘いしたお二人に申し訳ない気持ちとで複雑な気持ちで,この後しばらく落ち込んでしまいました。
 2年前,あの場所にアッサリと行くことができたのは運が良かったのでしょう。2年前,あまりに簡単に行くことができたので,地元では有名な場所と思い込んで,写真の他は全く準備していなかったのが今回の敗因です。やっぱり準備は大事だなぁと思い知りました。

オスロの夕景(高台から)

オスロの夕景(高台から)
就寝
 ホテルに帰ってきてしばらくは部屋でボーッとしていましたが,もうこれはこれで仕方ない!と割り切ることにしました。オスロの夜景でも楽しもうと思い直し,23階のバーへ。行ってみると同じツアーの方々がお酒を楽しんでいたので,同席,最後の夜を楽しみました。
 23:40,部屋に撤収,荷物整理をして24:00,就寝。

オスロの夜景(23階のバーから)

オスロの夜景(23階のバーから)

オスロの夜景(23階のバーから)
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