5日目(2013年8月6日)

起床〜朝の散歩
 起床は4:00でした。前日は午後からちょっと体調が悪く,寝る前はそれなりの熱が出ていたので心配しましたが,どうやら体調はほぼ回復したようです・・・良かった〜昨日は全く何もせずに爆睡だったので,とりあえず,荷物整理。そして,5:00,再び睡魔が襲ってきて仮眠。再び目が覚めたのは6:00でした。
 部屋でゴロゴロしていても仕方ないので・・・毎朝恒例の散策に出発です・・・病み上がりだけど(笑)。まずはホテルからすぐそばのベルゲン駅へ。ここは昨日の買い出しで通った場所だし,今日はここからベルゲン鉄道に乗る予定だしで,とりあえず眺めるだけでスルー(笑)。足は何となく高台の方へ向かっていきます。
 軽い坂を登ると,家屋が急傾斜で上方向にそびえています。階段を上がるとそこは住宅地。右手に広がるベルゲンの市街地を眺めながら進んでいくと,すぐに公園,そこには展望台もありました・・・が,木に遮られて微妙に展望は悪かったです(笑)。そして道は平坦となり,何となく「昨日,フロイエン山から降りてきた道の雰囲気に似てるな〜」って感じの場所でした。地理的な関係が分からないのでハッキリしませんが,意外にあの道に続いていたりして(笑)。そして,散策は時間的にもここまでかな?と感じ,引き返すことにしました。で,帰りに下り坂の途中から正面に見えた景色が綺麗でした。
 そして帰り着く頃には怪しかった空からはポツリポツリと雨が降り始めていました。

ベルゲン駅

坂を登っていきます。

階段を上った先の公園
階段が続いています。→

公園の展望所から見るベルゲンの町並み

坂を上がりきるとこんな感じでした。
帰りの坂の途中から→
出発
 ホテルに帰り着いたのは6:30だったかな?この日の出発は8:15。朝食を終えて,部屋に帰ってみると窓の外は大粒の本降りの雨!辺りはすっかり暗くなっています・・・窓から見える町を走る車は皆,ヘッドライト点灯です・・・あちゃ〜!と思いながら出発の時間を待ちます。
 8:15,グランド・テルミナスホテル出発。外は大雨です。でも,ベルゲン駅はすぐ目の前なので走って道を横切り,駅の構内に駆け込みます(笑)。でも,列車はまだ入線していません・・・と言うことでしばらく駅の中を撮影しながらボーッと列車の入線待ちです。そしてミールダール行きの列車が入線。8:45,ベルゲン鉄道に乗車,フロム目指して出発です。

窓の外は本降りの雨!

まだ列車はいません。

ミールダール行きの列車

この車両は禁煙,ペット禁止です。

列車の中はこんな感じです。
ベルゲン鉄道
 この日は,まず,ベルゲン鉄道に乗車,ミールダール駅へ向かい,この駅でフロム鉄道に乗り換えです。ベルゲン鉄道はオスロ〜ベルゲン間(489km)を6〜7時間で結ぶ,1909年に敷かれた人気鉄道路線(ベルゲン〜ヴォス間は1883年に開通)だそうです。
 窓から見える景色は・・・とにかく天気が悪い!雨模様・・・と言うか,完全な雨,ガスが出て視界も悪い。まぁ,こんな日もあるさ・・・と完全にあきらめ気分で窓の外を眺めていました。9:55,ヴォス駅到着。しばらくの停車の後,列車はミールダールへ出発しました。

ガスっています(涙)

雨も降っています(涙)

ヴォス駅にて
フロム鉄道乗車
 10:49,ミールダール駅に到着。ベルゲン出発が8:45だったので約2時間のベルゲン鉄道でした。ここで,フロム山岳鉄道に乗り換えです。ツアーで配付された資料によると,フロム山岳鉄道は元々は物資の輸送用として作られた路線で,ミールダール(海抜866m)とフロム(海抜2m)を結ぶ全長約20kmの鉄道で1940年に開通したものだそうです。20ヶ所のトンネルのうち,18ヶ所が手掘りで1m掘るのに1ヶ月かかり,その上,急勾配(18cm/1m)だったりで,完成までに約20年かかったそうです。ベルゲン鉄道が赤を基調としているのに対して,こちらはダークグリーン。いかにも山岳鉄道といった感じの力強さを感じる姿です。

力強いフロム鉄道の列車

向こうに大きな滝が落ちています!

列車内部

ショースの滝(1)
 フロム山岳鉄道に乗り換えて,10:55,ミールダール駅を出発。列車は快適に進んでいきますが,残念ながら天気が悪いので景色はイマイチ(涙)
 乗車して約10分,車窓を眺めていると,突然右手に巨大な滝が現れました。ショースの滝です。ここは標高670m,滝の落差は93mだそうです。この滝の魅力はその圧倒的なまでの水量でしょう!遙かな高さからゴウゴウと物凄い量の水を落としています。近くには発電所があり,その電力はフロム鉄道にも利用されているそうです。そしてここでは妖精が現れるそうです。この妖精は森の精フルドラ・・・「こびと」だそうです。
 フロム山岳鉄道最大の見所とも言えるこの滝を見るのを,とにかく楽しみにしていました・・・が,外は小雨混じりのパッとしない天気です・・・残念(涙)。ここには展望台らしきものもきちんとあります。オオッ!と思っていると列車はそのまま止まらずにス−ッと通り過ぎていきます・・・「エッ?ここで数分停車すると聞いていたのに!」とちょっと焦りましたが,無事,停車しました(笑)。早速,車外へ飛び出し,滝前へ。雨と水飛沫で展望台はビショ濡れ,ちょっと油断するとカメラ共々あっという間にビショ濡れになってしまいます。この標高でこの水量というのは凄いことです!水飛沫が来ないところを探しながら,ひたすら写真を撮り続けました(笑)。

こんな感じの中を列車は進みます。

ショースの滝に到着
ショースの滝・全景→
ショースの滝(2)
 しばらくすると音楽が鳴り始め,滝の右側の樹林の中に赤い服を着た人がちらちらと現れてきました。「あれが噂の妖精か〜」と思いましたが,かなりの距離で小さくしか見えません・・・。でも,気がつくとアッという間に滝の手前にある何かの建物の辺りまでやってきました。早い!(笑)・・・でもやっぱり遠い・・・そして踊りまくって妖精は消えていきました。そして列車の出発時間です。後ろ髪引かれる思いで列車に乗り込み,出発となりました。
 考えてみると,妖精の踊りと音楽は列車に乗り遅れないようにするためかな?言う気がしました(笑)。思ったのは妖精が踊っていた辺りまで行って間近から大迫力のショースの滝を見たい〜ってことです。それにしても青空の下のこの滝を見たかった!

ショースの滝前は大混雑!

滝と妖精「フルドラ」

妖精「フルドラ」のアップ
フロム鉄道からの景色
 ショースの滝を過ぎて,列車は出発です。窓の外は相変わらずの悪天・・・でも,窓の外には次から次に・・・もう,数え切れないほどの滝が現れます。いずれも落差は100m越か?と感じるようなものばかり・・・恐らく山頂にある氷河の溶け水が大部分,いくつかは悪天による増水の結果・・・と思いますが,それにしても凄い!の一言。ヘリコプターが何かの資材を運んでいるのを見たり,次々に現れる滝を見たり・・・天気の悪いパッとしない日なのに,意外に楽しく外の景色を眺めていました。

この滝も立派です。

こんな感じの景色が続きます。

資材を運ぶヘリコプター

列車の窓から

列車の窓から見えた大きな滝
これも大きな滝です→
リョアンデの滝
 そして終点が近くなってきます。となると,第2の目的,リョアンデの滝です。全落差390m,直落部142mだそうです。ショースの滝が進行方向右側に落ちていたのに対し,こちらは左に落ちているようです。ということで,左の窓の外を注視してスタンバイです(笑)・・・そして,存在感のある滝が視界に入ってきました。ベストアングルを求めて,チャンスを探します・・・が,一瞬でベストポイント(と思われる瞬間)は過ぎ去ってしまいました。残念ですが,仕方無しです。それでもこの素晴らしい滝は印象に残りました。そして,川沿いの町並みが見えてきて,いよいよフロム山岳鉄道の終点フロム駅が近づいてきました。

そろそろ町が近づいてきました。

リョアンデの滝が見えてきました。

フロムの教会
リョアンデの滝・全景→
フロム到着
 予定より15分遅れで,12:05,フロム駅に到着。残念ながらやっぱり雨・・・ちょっとだけガスっています。すぐ近くに今夜宿泊するフレトハイムホテルが見えます・・・なかなか良さそうです(笑)。そして,港には大型客船が停泊しています・・・川みたいですがやっぱり海なんですね〜それにしても,こんな大きな船が入れるくらい水深が深いと言うこと!なんですよね〜凄いもんです。
 ここで,ガイドのケイコさんと合流。昨日のベルゲンのガイドと同じ人です。とりあえず,12:10,フロム駅のすぐ横の「FUKUKROA」で昼食です。この日もバイキング料理。ちょっとだけ飽きてきました・・・とはいえ逆流しそうなほどに食べたような記憶が・・・(笑)

フロム駅

列車周辺は大勢の人です。

すぐそばに大型客船が停泊!

向こうに見えるのがフレトハイムホテル

フロム駅の周辺はこんな感じです。
鉄道博物館
 昼食後は出発まで自由時間です。まずは駅すぐそばにある鉄道博物館へ!ここはガイドのケイコさんが「小さい建物だけど,結構充実していて一見の価値がありますよ。」と薦めてくれた場所です。入り口は土産物屋さんになっていて奥が博物館です。たしか無料だったような・・・ちょっと記憶が曖昧になっています。入って見ると・・・なるほど!確かに充実しています。トンネルを掘っていた当時の古い写真や,実際に使われた道具,そして,本物の列車まで展示されています!まぁ,そこそこにゆっくりと見物して退散しました。時間があればもっとゆっくり見学したいと思いましたが,しっかり見ようと思うと,1時間や2時間はかかりそうでした。

鉄道博物館外観

鉄道工事当時の写真と道具

鉄道工事当時の写真と道具

昔の列車(本物)

フロム鉄道列車の写真
フロム鉄道列車の運転席→
ステーガスタイン展望台へ出発
 鉄道博物館から外に出たあとの残りの時間は・・・遠出できるはずも無く,フロム駅周辺は繁華街があるわけでも無く,何となく駅周辺の土産物屋さんを覗きながら時間をつぶしていました。ちょっと離れたところからフロム駅をボーッと眺めていると,観光地図かな?が貼ってあるのが見えました・・・見に行こうかな?と思いつつも,ちょっと面倒で見に行きはしませんでした・・・実は,ここで駅周辺の地図を見ていなかったことが,あとあとの後悔の原因になるのでした!それが分かったのは翌朝の話です・・・(涙)
 ちなみに,出発時間が近くなってきた頃に,急に腹痛になり,トイレを探して周辺を駆け回ったこと,ようやく見つけた男子トイレが清掃中で使用不能だったことなど,今では良い思い出です(笑)・・・ちなみにバスの到着が遅れたおかげで,二度目のチャンスがあり,無事トイレを使用できました・・・危なかったです(笑)
 この日の午後は,ステーガスタイン展望台からフィヨルドを眺め,その後ソグネフィヨルドビューウォークの予定です。この日のルートはこれまで使ってきた大型のバスでは,行くことはできないらしく,小型バスで行くことになっていました。その小型バスは他の方との相乗り・・・というか私たちを含めていくつかのグループでの貸し切りの特別運行のようでした。14:05,出発です。ドライバーはインゴアさん。地元のバス運転手の方だそうです。地元の方でないと運転できない(?)様な道らしいです・・・ちょっと楽しみ(笑)。バスはフロムを出発,しばらくはほぼ平坦な道を通っていきます。対岸には相変わらず立派な滝が次から次に落ちています。

山の上は完全にガスっています(涙)

大型客船が次々に通過します。

対岸の滝

対岸の滝

ステーガスタイン展望台への壮絶な道!
 しばらくで,道はグングンと高度を上げていきます。恐らくフィヨルドの崖につけられた道と思いますが,九十九折りのカーブが次々に現れます。道は対向車が来たらちょっと困りそう・・・と言う程度の細い道です。ヘアピンカーブでも切り返しすること無くバスはどんどん進んでいきます。凄いテクニックです!確かに,この道はこれまでの大型バスではとても通れないです。地元の運転手だからこそ,切り返しも無しに進んでいけるのだと思います。ビックリです!ただただ,凄いです!
 多分晴れていればバスの窓からは物凄い景色が広がっていたと思います。高所恐怖症なので,晴れていたらきっと引きつりそうになる景色が広がっていたと思います・・・が,残念ながら天気が悪く,窓の外はガスだけで視界はほとんど真っ白でした(笑)。ガイドのケイコさんがいろいろと熱弁を奮ってくれているのですが,残念ながらむなしく響くだけでした・・・視界が真っ白じゃねぇ〜(笑)。時々ガスが少し晴れてフィヨルドが見えると,ちょっとだけテンションが上がったりしていました。
 ちなみにこの道は昔は路線バスが通っていたそうです。インゴアさんはその路線バスの運転手をしていた,と言うことだったと思います。この壮絶な道のプロだったんですね〜どうりで切り返し無しで進めるはずと納得でした。

こんな感じの道です

ちょっとだけ霧が晴れてフィヨルドが見えました。

ガスの中の道が続きます。

こんな所もスルスルと進んでいきました。
ステーガスタイン展望台
 14:40,ステーガスタイン展望台に到着。道路から木造の展望台が廊下のように突き出ています。高さ約30m,先端は透明アクリル張りになっていて,アクリル板は斜めに傾けて設置してあります。とっても良い判断だと思います(笑)。ここは標高650mだそうです。晴天だったらフィヨルドの絶景が広がっていて,さらに先端の斜めアクリルでは引きつりそうな恐怖を感じることができるのでしょうけど,見事なまでの視界真っ白状態!全く怖くありません(笑)。しばらく粘っていると,少しずつ霧は晴れてきて,「あぁ!本当にフィヨルドだったんだ!(笑)」と思える程度にはなりました・・・と思ったら時間切れ,次の場所へ向けて出発となりました(涙)

こんな感じで道路から突き出ています。

ステーガスタイン展望台全景

何にも見えません(笑)

少し霧が晴れてきました

ちょっと遠くが見ました

大分,見えるようになりました。

フィヨルドが見えるようになりました。
真下の町が見えてきました。かなりの高度感です。→
ソグネフィヨルドビューウォークへ出発
 ここでもう1つのグループと別れ,バスは再び私たちのツアーの貸し切りとなりました。本来は私たちがもう一台のバスにここで乗り換える予定でしたが,結局,これまでのバスには私たちがそのまま乗ることになりました。ラッキーだったかな?
 ステーガスタイン展望台を出発して,5分も進まないうちに,次の目的地に到着です。と言っても道路脇の駐車スペースにバスは停車,ここから展望ポイントを求めて,ハイキングに出発しました(15:05)。

バスの停車バスから

ハイキングコーススタートの標識

途中からバスを見下ろす。
ソグネフィヨルド絶景!
  霧はだいぶ晴れて,遠くが綺麗に見えるようになってきています。絶景を期待しながら,雨上がりなので,ちょっと滑りやすくなっている気がしますが,ノープロブレム。目の前にフィヨルドの絶景が広がるのを期待しながら,斜面をどんどん登っていきます。ちょっとガスが出てきた感じで,それに,この先はちょっと厳しくなりそうだな〜という辺りで,ケイコさんが爆弾発言!「実はここからはフィヨルドは見えないんですよ。フィヨルドはあっちに行くとよく見えますよ。」・・・・・・はぁ?・・・(笑)・・・なら,そこに行きましょう!ということで目的地変更,フィヨルドのビューポイントを目指します。と言っても,遠くはガスがかかっていて,イマイチ展望は期待できません。それでも,じっとしているよりは良さそう,もしかしたら霧が晴れるかも程度の気持ちでした。そして,ビューポイントに到着。石が積み重ねられていてケルンみたいになっています。ただ,目印でも何でも無く,ここに来た人が勝手に積み重ねただけなんだそうです(笑)。私も一個重ねてきました(笑)
 そして,ビューポイントに着いたら・・・霧が晴れ始めました!それまで隠れていたフィヨルドがどんどん姿を現してきます!それまでの鬱憤を晴らすように,興奮しまくりの時間でした。そして,展望を楽しみ,思いっきり写真を撮って・・・そろそろ退散かな?と思い始めた頃に再びガスが出始めてフィヨルドは姿を消していったのでした・・・何というタイミング!

こんな場所を歩きました。

ケルンみたいな,積み重なった石

今日,一番のフィヨルド展望です!

良い景色です!
←フィヨルドが見えてきました
再び,ステーガスタイン展望台
 帰りの途中,トイレ休憩の名の下,再びステーガスタイン展望台に立ち寄りました・・・すると,それまで比較的霧が薄かったのに・・・またもや濃霧に覆われ視界真っ白状態となりました・・・う〜ん・・・ステーガスタイン展望台とは徹底的に相性が悪いなぁ〜!!出発する頃にガスが薄くなり始めたのも全く同じでした。いつの日か,必ずリベンジして,ここからの絶景を拝んでやる〜と誓ったのでした。
 こうして,次々にリベンジ対象が現れてくる今回のノルウェー旅行でした(笑)
フロムの町へ
 ステーガスタイン展望台からは,九十九折りのカーブが続く道を今度は下っていきます。今回も基本ガスの中ですが,今回は時々ガスが切れて,少なくとも登りの時よりは遙かに良い展望でした。遠くにフィヨルドを見ながらどんどん下っていきます。やっぱり景色が見えるとだいぶ感じが変わります。が,見えた!と思ったら次の瞬間は木々に隠れてちょっとストレスが溜まります(涙)。
 それでも,下っていくと,どんどんガスが晴れて・・・この日一番のフィヨルドの絶景が広がりました!オオッ!と思った瞬間,ケイコさんが「○×△!!!」と叫びました・・・何と言ったか聞き取れなかったですが,多分ノルウェー語で「止まって!」だったのでしょう。バスは急停車しました。そして写真ストップとなりました。標高はかなり低くなっていますが,フィヨルド沿いの牧歌的な風景が広がり,本当に綺麗でした・・・ひとしきり景色を堪能して,再出発する頃には再び(?)ガスが広がってきて美しい景色はガスの無効に消えていきました。
 ・・・なんだかんだで,ここぞと言う時には何とか景色を見ることができて,ギリギリの綱渡り状態で,このツアーは景色を堪能できています(笑)。天気が悪いのは日頃の行いが悪いと言うことなのか?ギリギリで景色を見ることができるのは日頃の行いが良いからなのか?どちらなのでしょう(笑)。そしてバスはフロムの町に到着しました。

九十九折りの道

九十九折りの道

バスから

ガスが多い時もあります。

手前の木がちょっと邪魔かな?

バスを止めて撮影タイムです。
←この景色がお気に入り

対岸の滝はハッキリと見えるようになりました。

この川を渡ると間もなくフロムに到着です。
ホテル到着
 17:00,フレトハイムホテル到着,ガラス張り三角屋根の綺麗なホテルです。部屋に行ってみると白黒の写真が飾ってあります・・・ステーガスタイン展望台の写真です。「こんなになってたんだ〜」と初めて理解できた気がしました・・・ここに行ってきたばかりなのに(笑)・・・この写真を見ていると,やっぱり晴天でのこの展望台に行きたくなってきました。リベンジしかないですね(笑)。そして,しばらく休憩して,夕食前の散策に出発です。目的地は,ケイコさんが最後に「ホテルの先から延びている道を散歩するのがお勧め」みたいなことを言っていたので,そのおすすめコースです。

フレトハイムホテル

ホテルの部屋

ステーガスタイン展望台の写真
散策・夕食・就寝
 ホテルを出て右へ・・・坂道をどんどん登っていきます。見下ろすフロムの港には豪華客船が停泊中です・・・ホントに,あんな大きな船が横付けできるのだから凄いもんです。そして,坂を登り切った先は・・・「私有地に付き立入禁止」の札が!あれ〜?道を間違えたかな?と思ったら正面の向こうに立派な滝が!オオッ!とカメラを準備すると・・・大粒の雨が!そして本降りになりました。木の下で雨宿りしながら小降りになるのを待ちます・・・30分くらい経ったかな?ようやく小ぶりになったので,滝の方へ歩いて行きます(立入禁止とは別方向です)。夕食の時間が近づいているのに,さらにはこの道がどこに続いているのか分からないのに,つい,フラフラと(笑)。そして,坂を下っていくと次々にこの滝のビューポイントらしき場所が現れます。そのたびに立ち止まってしまい,なかなか前に進めません(笑)。途中で家から出てこられた方に名前を聞くと「ブレッケの滝」とのことでした。その後も立ち止まり立ち止まりを繰り返しながら,ゆっくり歩いて行き,ようやくホテルに帰り着いたのは18:55でした。本当は近くのスーパーにも寄りたかったのですが,夕食は19:00集合です。スーパーは断念して,大急ぎで部屋に戻り荷物を置いて集合場所へ。ギリギリで間に合いました(笑)・・・夕食はまたもやバイキング料理。でもここのはちょっと美味しかったかな?そして部屋に戻り,荷物整理,そして,夕方の散策で撮った多くの,同じようなアングルの滝の写真を大幅に削除しながらいつの間にか寝入っていました・・・

豪華客船が見えます。

この先は「立入禁止」

丘の上から

ブレッケの滝・全景
ブレッケの滝・アップ→

ホテルへの帰り道

ホテルと背後に落ちる滝
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