4日目(2014年8月7日)

起床・散策・出発
 4:40起床,まだ外は真っ暗です・・・暇なので前日と同じように本を読んだり,洗濯したり,荷物整理したりしながら外が明るくなるのを待ちます。そして,6:50,散策に出発・・・でも,特に何があるわけでも無いのですぐに撤収・・・7:00,ホテル着。この日はこのツアーのメイン,ガヴァルニー圏谷ハイキングの日ですが,雲が多い・・・ちょっと心配な空でした。そして,町に漂うパンの焼ける香ばしい香り,前日も感じましたが本当に美味しそうでした!
 7:15,朝食。8:05,出発。この日のガイドはピエールさん。前日はコトゥレの町から南下しましたが,この日は北上,2日前,コトゥレに向かった時の道を進みます。「あぁ,こんな道だったなぁ〜」等とすでに懐かしく景色を楽しんでいました。

今日は雲が多いです。

昨年の水害の爪痕が残ります。

この町からLUZ渓谷へと進みます。
LUZ渓谷
 バスは,途中でLuz渓谷へと進み,ここから南下,ガヴァルニー村を目指します。初めて通る道ですが,景色は特に珍しくも無く見慣れたような渓谷添いの道です。緩やかな登り坂をバスは進んでいきます。道は狭く,バスの後ろにはこの日も車の列が続いていました(笑)

ナポレオン橋

 鉱泉のある町ルス・サンソヴェールを過ぎると,すぐにナポレオン橋に到着。時刻は8:45,出発から約40分でした。添乗員さんの旅日記によると「ナポレオン3世の妻,ウジェニーが具合が悪くなり,ここの鉱泉に滞在,回復したことに感謝し,多額を寄付した。そして,この橋が造られた」とのことです。1860年完成,65mの高さ,渓谷は遙か下です。
 ここはバンジージャンプができます。添乗員さんから「やりませんか?」と何回か言われました(笑)・・・と言うのも,この日の朝食時,「高所恐怖症だけど,バンジーはやってみたい」と言う話をしたばっかりだったのです。直後にバンジーができる場所に行くことになろうとは考えもしませんでした(笑)。まぁ,心の準備が全くなかったので,謹んで辞退しました(笑)。そして崖沿いのプレートに書いてあったのは「花を採らないでください」だったかな?・・・「誰が採るんですか!?こんな崖沿いで!」って感じでした(笑)。
 9:00,ガヴァルニー村へ向けて出発。

ナポレオン橋の説明をするピエール氏

ナポレオン橋

遙か下の水面と崖沿いのプレート

プレート拡大
ガヴァルニーへ
 再び,ガヴァルニー村へ南下していきます。青空が多くなってきました!今日も晴天になりそうです!9:25,突然バスが停車,「何?」と思ったところ,ちょうど,ここからローランの割れ目が見えるとのことでした。見えるのはピンポイント・・・バスが若干,前後に移動して,ピンポイントを確保,撮影会となりました。綺麗に見えています!ピック・ドゥ・ミディ展望台で雲切れ間を探したのがバカみたいに思えるほど綺麗に見えていました(笑)・・・この数日後,さらによく見えるポイントに行くことになるのですけど(笑)。
 空はいよいよ青空が目立つようになり,結構立派な滝が落ちていたりで,いよいよ気分は盛り上がってきました!

渓谷沿いの道を進みます。

遠くに「ローランの割れ目」が見えます。
(カーソルを合わせて下さい)

「ローランの割れ目」アップ
(カーソルを合わせて下さい)
ガヴァルニー大滝へ(1)
 9:35,ガヴァルニー村に到着。ツーリストオフィスでトイレタイムをとり,村の中を抜け,駐車場へ。9:45,ハイキングに出発。川沿いの道を進んでいきます。この景色はピレネーのパンフレット等で必ず目にする景色です。遠くにはガヴァルニーの大滝が見えています!この距離でこの大きさ!落差422mは伊達じゃ無いです!気分はいよいよ盛り上がり,足は早足になっていきます。
 しばらく歩いていると,左から立派な滝が落ちています・・・ガイドさんに聞くと,「名前は無い」とのことでした・・・信じられない!こんなに立派なのに!でもガヴァルニー大滝という凄いのがあるから仕方ないんでしょうね〜

ガヴァルニー村

川沿いの道を進みます。

左の写真のガヴァルニー滝アップ

無名滝

道はこんな感じです。
ガヴァルニー大滝へ(2)
 途中に大滝の良いビューポイントがあるとのガイドさんの話で,10:10,メインの遊歩道を外れてビューポイントを目指しました。道は軽い登り,ちょっとだけ悪くなりましたが,全く問題ないレベル。この先,一本道と言うことなので,「先に行きま〜す」と,先日に引き続き,またもや単独で突っ走ってしまいました。皆さん,すみませんでした。ビューポイントまで約5分で到着。眼前に広がったのは下方のキャンプ場?とガヴァルニー圏谷の半円形の崖と大滝!視界を遮るものが無い雄大な景色,絶景の一言でした!他の方々は花を見ながら,ゆっくりと向かってきているようでしたので,ビューポイントで滝の写真を撮り,滝を眺めながら,追いついてくるのをゆっくりと待っていました。
 他の方々と合流した後も,あちらこちらへ場所を変えながら滝を眺め,写真を撮りまくっていました。この時まで,私は「滝さん」と呼ばれていましたが,この頃を境に「タッキーさん」と呼ばれるようになっていました(笑)。後日配布された,添乗員さんの旅日記を見ていたところ,「この地を愛した夫婦の碑・墓」と書かれてました・・・どうやらこの展望所付近にあったみたいですが,滝に夢中で,全く記憶にありませんでした(笑)。
 そして,ここで添乗員さんから嬉しい発表が!ガヴァルニー大滝の直下まで行きます!とのことでした。ここまでのツアーメンバーの歩きを見てガイドさんが,このメンバーなら大丈夫,行きましょう。と判断してくれたそうです。このツアーは本来,大滝直下まで行く設定にはなっていませんでしたので,ほぼ諦めていただけに最高の発表でした!

長閑な景色です。

ビューポイントへはこんな道でした。

ビューポイントから・・・絶景です!

大滝と右側方の滝群

先へと進みます。
←大滝・アップ
ガヴァルニー大滝へ(3)
 景色を楽しんだ後,さらに先へと出発です。再び道は平坦になります。道ばたには汚れきったエーデルワイスが咲いています。こんなに汚れたエーデルワイスは初めてです。可憐な花のイメージが崩れ,逞しい花のイメージになってしまいました(笑)。ガイドさんの話では「この先に,綺麗なエーデルワイスがあります」とのことでした。紫色のトリカブト,黄色のトリカブトを見ながら先へ進みます。

エーデルワイス

紫のトリカブト

黄色のトリカブト

ガヴァルニー大滝へ(4)

 大滝への道を歩いていると,また,左からちょっとだけ立派な滝が落ちています。さっきの滝が無名だったから,これも無名だろうな〜と思いながらガイドさんに尋ねると,やっぱり無名とのことでした。ガイドさんの話では,ガヴァルニー大滝の右に幾筋もの滝が落ちていますが・・・これらはそれぞれに名前が付いているとのことでした,それぞれがロッククライミングのコースになっているからだそうです・・・あれに名前があって,左から落ちている滝に名前が無いなんて・・・ちょっと納得がいきませんでした(笑)。ついでに,「ガヴァルニー大滝もロッククライミングで登った人がいるんですか?」と尋ねたところ,「オフコース!」との返事でした・・・そうですか,オフコースですか(笑)・・・と,改めてクライマーのクレイジーさにビックリでした。ガイドさんが話してくれた話では,ガヴァルニー大滝には冬の間だけの名前が付けられているとのことです。名前は忘れましたが,「危ないから登るな!」みたいな名前だった思います。ということは・・・冬の凍結した大滝さえも登る人がいるってことでしょうか・・・本当にクレイジーです!
 ガヴァルニー大滝は男性の神様?で,大滝の横には大滝を見つめる女性(女神?)がいるとのことでした。女神の位置も教えてもらったのですが,この時はよく分かりませんでした・・・ガヴァルニー大滝の上流の地形,ガヴァルニー大滝の水源(8割?9割?覚えていませんが,かなりの水はスペインからだとのこと)などなど,尋ねると,それ以上のことがガイドさんは説明してくれました。
 周囲には大勢の人です。自転車に乗っている人,馬・ロバに乗って滝へ向かう人もいます。そして道には馬・ロバの糞が大量投下されています。ちょっと油断すると踏んづけてしまいます・・・ガヴァルニー大滝に関するガイドさんの話を聞きながら,注意深く進んでいきました(笑)。

遠くには大滝が見えています。

左からの無名滝

大勢の人が歩いています。

自転車に乗っている人も居ます。
ガヴァルニー大滝へ(5)
 そして,再びガイドさんはメインの遊歩道を外れて山道へと入っていきました。何があるのか分からないけど勿論,ついていきます。延々と登り続け8分程度,ちょっとだけ息が切れた頃,ガイドさんが見せてくれたのは,ちょっと見たことの無い花。薄紫色の花びらに,紫色で模様が入っています。葉っぱにも斑点がついています。正直,自分では全く分からないけど,わざわざガイドさんが見せてくれたのだから珍しいんだろう・・・と写真撮影。後日配布された添乗員さんの旅日記によると,ダクティロリザというランだったようです。そういえば現地での説明でも「ラン」,と言われていた気がしますが,全く覚えていませんでした。

こんな道へ入っていきました。

ダクティロリザ

葉っぱにも斑点がついています。
ガヴァルニー大滝へ(6)
 さらに道を登っていくと,本来の遊歩道に合流,しばらくでオテル・ドゥ・シルクが見えてきました。
 11:30,オテル・ドゥ・シルク到着。ここからガヴァルニー圏谷が正面に広がっています。大滝まではそれなりの距離があるのですが,十分に見応えがあり,ここからでも満足できる姿です!このツアーでは,本来ここまで,希望者はもう少し先まで行く予定でしたが・・・ガイドさんの判断で,さらに先まで行くことになっています!トイレ休憩の後,11:45,滝直下へ出発です!

先へ進みます。

本来の道に合流・・・人が多いです。

馬やロバに乗っている人も多かったです。

オテル・ドゥ・シルクが見えてきました。

オテル・ドゥ・シルク到着
←このアングルが結構お気に入りです。

オテル・ドゥ・シルクからの眺め
ガヴァルニー大滝直下へ(1)
 11:45,大滝直下へ向けて出発。ここから滝直下まで道は明瞭ですが,それはでとは一転,歩きにくくなります。枝沢を横切り,ドンドン登って行くと,正面に見えていた大滝が見上げるような感じになってきます。いよいよ冷静さが無くなってきて・・・「先に行っていいですか?」「どうぞ〜」と言うことで,またもや先にドンドン進んでいきました。道はちょっと急な斜面,小粒の石が敷き詰められた感じで滑りやすく,意外に大変。でも,圏谷の屏風のような岩壁,正面には素晴らしい大滝,その左右にも幾筋もの滝が落ちていて至福の時間でした。

大滝直下への道は明瞭です。

枝沢を越えて進みます。

大滝直下への道

見上げる感じになってきました。

大滝の左に落ちている滝・その1

大滝の左に落ちている滝・その2

ガヴァルニー大滝直下へ(2)
 岩壁の影に入ったところで,三脚を立て,ジックリと撮影開始。シャッタースピードをいろいろと変えて撮影,そして見上げる大滝をしばらく堪能。大滝を眺めていると,滝の右の岩壁に人の顔を発見,ガイドさんが言っていた大滝を見つめる女性(女神?)はこれか〜!と納得でした。大滝の右に落ちている滝も意外に水量があって「滝」です・・・考えてみれば,大滝の半分くらいの落差ですから,日光・華厳の滝の約2倍の落差なんですよね〜そして,ふと気付きました・・・「追いついてこないな〜」。その後,しばらく待っても,追いついてくる気配が無いので,さらに先へ行くことにしました(笑)。で,さらに先に進み,ここでもジックリと撮影・滝を堪能したのですが・・・やっぱり,追いついてきません。「さすがに単独行動が過ぎたか?」と,ちょっと不安になり,さらにしばらく待つもやっぱり追いついてくる気配が無い・・・・「う〜ん,ちょっと様子を見に行こうかな?」と少し下ろうとしたところ,予想外の方向から「タッキーさ〜ん!」との声が聞こえてきました。皆さん,予想外の所にいらっしゃいました。私は斜面を登って進んでいたのですが,他の皆さんは川沿いに進んでいました。
 後で話を聞いたところ,私が一人で先に進んだ後,しばらくで,ガイドさんが「こっちに行きましょう」と道を外れていったとのことでした。その先に,小さくて可愛いエーデルワイスが咲いていたとのことでした。道ばたの汚れた逞しいエーデルワイスを見た時,「この先に綺麗なエーデルワイスが咲いてるよ」とガイドさんが言っていたそのエーデルワイスを見に行ったようでした。皆さんも私が進んだ道を行くと思っていたのでビックリしたとのことでした。ただ,私は三脚を立てて写真撮影していたので目立ったらしく,私の位置はよく分かっていた,で,私が周囲を探す感じの動きをし,下っていこうとしたので,合図をしたとのことでした。結果的には,他の皆さんがエーデルワイスを楽しんでいる時間に私は大滝を堪能していたことで,理想的な展開だったのかもです(笑)
 さらに先で,他の皆さんと無事に合流,ガイドさんおすすめのビューポイントで楽しんで,12:44,オテル・ドゥ・シルクへ向かって下り始めました。ガヴァルニー大滝は遠望では周囲の圧倒的なまでの景色に埋もれて迫力を感じませんでしたが,接近しての大滝は大水量・豊富な水飛沫に,落差422mをほぼ完全に見上げることができ,大迫力の滝でした。
 オテル・ドゥ・シルクへは滑りやすい斜面の下りですので,行き以上に気を遣いました・・・が,特に問題なく周囲の景色を楽しみながら,何度も何度も大滝を振り返りながらの行程でした。 

「大滝を見つめる女性」はここ
(カーソルを合わせて下さい)

「大滝を見つめる女性」
(カーソルを合わせて下さい)

大滝の右に落ちている滝群

来た方向を振り返って
←ガヴァルニー大滝

「魚の化石」だそうです。

下り開始

たくさんの人です。

くちばしが黄色のカラス
昼食
 13:25,オテル・ドゥ・シルク到着。下り始めてから約40分でした。すぐにオテル・ドゥ・シルクで昼食。レストランにはIZARD(イザード,カモシカの仲間だそうです)の剥製が飾ってありました。前日のゴーブ湖ハイキングの時に説明があって,妙に記憶に残っていました・・・意外に小さいなが正直な感想。昼食のメニューはサラダ,ソーセージ,ポテト,ガトーバスク・・・ガトーバスクは前日に続いて2度目・・・美味しいからOKです!ソーセージも美味しかったし,このピレネー旅行,とにかく,食事が美味しいです(笑)。
 食事の後は自由時間,当然ここでもガヴァルニー圏谷を眺めていました。14:40,ガヴァルニー村へ向けて下りスタートです。

オテル・ドゥ・シルク

イザード

前日に続いてのガトーバスク

ちょっと雲が増えてきました。

接近すれば意外に良い「滝」かも(笑)
←オテル・ドゥ・シルクから
ガヴァルニー村への帰途
 ガヴァルニー村へは,再び,馬やロバの糞が落ちまくった道です(笑)。何回もガヴァルニー大滝を振り返りながらも,糞を踏まないように注意しつつ,淡々と歩いて行きます。
 歩き始めて約40分,15:20,「P.N.のマーク」を通過,国立公園の地域を出ました。天気も良かったし,ガヴァルニー大滝の直下にも行けたしで超満足の一日でした!!・・・まだ,終わっていないけど(笑)
 そして,15:50,ガヴァルニー村到着。振り返るとガヴァルニー大滝方面はドンヨリとした雲が出てきて,大滝の前にも雲が現れていました。

オテル・ドゥ・シルク

帰りの景色

ガヴァルニー大滝

P.N.(国立公園)のマーク

ガヴァルニー村は近いです。

大滝方面は雲が厚くなってきました。

大滝も雲に覆われ始めました。
トゥルモース圏谷へ(1)
 ガヴァルニー圏谷ハイキングは終わりましたが,この日の観光は続きます。ガヴァルニー圏谷の隣?のトゥルモース圏谷です。トゥルモース圏谷はピレネー最大の圏谷とのことですが,ガヴァルニー大滝で超満足の私には,それほどの興味も無かったりします(笑)。午前中は晴天でしたが,徐々に雲が出てきており,結構ドンヨリとした雲に覆われ始めていました。ガヴァルニー村に到着したらトイレを済ませ,バスはすぐに出発しました。15:50,トゥルモース圏谷へと出発。
トゥルモース圏谷へ(2)
 トゥルモース圏谷へは,狭い狭いクネクネ道をグングンと登っていきます。後ろを見ると,また,後続車が長い列を作っていました(笑)
 それにしても運転手さんは全く切り返しをすること無く進んでいきます。対向車との離合も全く問題なし・・・凄いです!対岸にはいくつもの滝,右にはダムとダムからの水が滝状になって落ちています。すでに,超満足していたのに窓の外の景色に釘付けです(笑)。料金所(標高1500m)を過ぎ,終点は近いかなと思ったらバスはさらにグングンと高度を上げていきます。対岸には大きな見事な滝が落ちています・・・この滝に夢中になっていると,駐車場(標高1800m)に到着でした。

キャニオニング帰りの人たちもいました。

料金所

こんな道を登っていきます。

途中の段瀑

この滝は立派です!
トゥルモース圏谷へ(3)
 駐車場付近は青空ですが,山の上は厚い雲に覆われています・・・あちゃ〜と思いながらも仕方ありません。トゥルモース圏谷へは,駐車場でシャトルバスに乗り換えてさらに登って行きます。
 17:00出発。道は急斜面に付けられたビックリするようなジグザグ道です。道も狭く,よくこんな所をバスが登るなぁと言う道です!ビックリするのが,このシャトルバスのシステムになったのがつい最近と言うこと・・・2週間前くらいと言っていたような・・・この狭いジグザグ道を大型バスが登っていた???・・・ちょっと信じられないです!

駐車場

山の方は厚い雲です。

さらにこんな道を登っていきます。
途中でら見えていた大きな滝を駐車場から→
トゥルモース圏谷(1)
 17:08,トゥルモース圏谷到着。ここは標高2100mだそうです。本来なら,この場所を山々が取り囲んでいるのが見られるはずですが・・・残念ながら雲が立ちこめています。
 まぁ,それも仕方ないので,とりあえず,歩いて約15分のマリア様の像まで歩くことになりました。万一,霧が深くなった時の注意をガイドさんから聞き出発です。すぐに小さな橋を渡り,緩やかな斜面を登っていきます。牛や羊が草を食んでいます・・・長閑です。雲はドンドン薄くなり,隠れていた山々が姿を現してきました。しばらくすると圏谷が全貌を現してきました!ドンヨリとした雲に覆われていた空も,マリア様の像の前に着く頃には青空も目立つようになってきました。・・・何というか,圧倒に雄大な姿,息をのむばかりです!

山は雲に覆われています(17:13撮影)。

ゲートはこんな感じで曲がっています。

上の写真と同じ方向(17:16撮影)

この川の水はとっても冷たかったです。

長閑な景色です。

長閑な景色です。

長閑な景色です。

ルルドのマリア様

雄大な景色でした。
トゥルモース圏谷(2)
 ひとしきり景色を堪能,さぁ,帰ろうか・・・という頃に再び雲が出てきて,山々は隠れていきました。
 ガヴァルニー圏谷は私たちが立ち去る頃までは晴天だったし,トゥルモース圏谷は私たちがいた時間帯のみ,雲が薄くなって青空が見えました・・・このツアー,私たちはついている!天気に恵まれている!と確信しました。(笑)
 18:18分,トゥルモース圏谷からシャトルバス出発,周囲は完全にガスの中でした。途中,「マーモットがいる!」の声に夢中でシャッターを切りました・・・右下はこの時の写真を拡大したものですが,写っているのはマーモットかちょっと怪しいです(笑)。マーモットは別の所にいたのかも(笑)。
 18:30,駐車場着。すぐにバスはコトゥレへ向けて出発しました。

再び雲が増えてきました。

ガスの中を下っていきました。

マーモット?
ナポレオン橋
 バスはコトゥレへと走っていきます。19:15,ナポレオン橋を通過。今回も軽く写真ストップです。橋を眺めていると・・・崖に人が居て,金属の板?の上で何か作業をしています・・・そして,作業が終わったらしく,崖沿いにヒョイヒョイと帰って行きました・・・あまりの光景に呆然と見ていました。絶対自分には無理です!ガイドさんの説明ではバンジージャンプに関する何かのメンテナンスだったようですが・・・よく覚えていません。衝撃の光景のみが強く印象に残っています(笑)

ナポレオン橋
コトゥレ到着,夕食,就寝
 20:00,ココトゥレのホテルアラジンに到着。この日は夕食が付いていません。希望者は添乗員さんが案内してくれる,と言うことでしたので,20:20に集合,添乗員さん達と夕食に出発しました。シネマ前広場に面するレストラン「ROYALTY」で,ピザ,サラダの夕食となりました。ピザが美味しかったです!21:40,いい加減,時間も遅くなったのでホテルへと撤収・・・まだまだ町は賑やかでした。
 明日は,スペインへ移動,3泊したこのホテルともお別れです。と言うことで,しっかりと荷物整理をして,23:00,就寝。

コトゥレへの道,旧道は通行止めです。
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