鶴富屋敷(2013年12月8日)

 2013年12月8日,椎葉村へ滝巡りに行ったのですが,中途半端に時間が余ってしまい,せっかくなので・・・ということで,以前からちょっとだけ気になっていた鶴富屋敷に行ってきました。
 鶴富屋敷は那須家住宅の通称で,約300年前の建立で,昭和31年国の重要文化財に指定されています。「ござ(仏間)」・「でい(客間)」・「つぼね(寝間)」・「うちね(居間)」の4室が横一列に並び,さらに「どじ(土間)」が続いています。「並列型民家」と呼ばれ,急傾斜地をうまく利用する為に考えられたものだそうです。以前は茅葺(かやぶき)だったのが,昭和38年から火災防止のために銅板葺きに変えられたとのことです。茅葺きの姿を見てみたかったです。ここは平家の末裔の鶴富姫と源氏の那須大八郎の悲恋伝説の舞台と伝えられる場所です。屋敷の奥には鶴富姫の墓もありました。
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