8日目(2006年8月17日)

出発,ブラ・レジアへ
 5:20 起床。ちょっとゆっくり過ごし,朝食後の7:00ホテル出発。ちょっと遠くまで行くので出発が早いです。この日は,ブラ・レジアとドゥッガ,古代ローマの遺跡三昧の日です。結構楽しみにしていました・・・この日も天気は曇り。この数日,朝はずっと曇りです。この日も午後から晴れるパターンか・・・と思いつつ(実際そうでした。)出発です。
 途中,ベジャのガソリンスタンド?でトイレ休憩しつつまず向かうのはブラ・レジアです。

向こうに見えるのはチュニス湖・・・だったかな?

ベジャで見かけたベンチ。タイル張りです。

ベジャの町はコウノトリが有名です。
ブラ・レジア
 10:00 ブラ・レジアに到着。ここはローマに併合される前のヌミディア王国の首都があった所。地下遺跡が有名です。地上部分は昔の大地震で崩壊してしまったらしい。だから,パッと見,たいしたことがないのです。・・・が,やっぱり地下は素晴らしい!!地下住居自体が珍しいので面白いのですが・・・保存状態も良いのです。
 やっぱりここでは地下に残っている数々のモザイクが注目どころでしょう。モザイクって壁に飾ってあるんじゃなく,本来,床にあるんですねぇ。よく分かりました。あと,「アンフィトリテの家」のモザイクはやっぱり素晴らしかったです。バルドー博物館にあっても不思議じゃないモザイクですが,「ここにある」ということが更に良さを引き立てている気がします。「ここにある」状態での保存をしっかりして欲しいと感じました。

地上はほとんど崩れています。

地上はほとんど崩れています。

地下住居跡

地下住居跡。床にモザイクがあります。

「アンフィトリテの家」のモザイク。その1

「アンフィトリテの家」のモザイク。その2
昼食
 12:30 ホテル「トゥッガ」で昼食。トゥッガ(Thugga)はドゥッガのローマ時代の呼び名だそうです。
 メインは猪のソテー。この付近は昔は森が深く,いろんな動物がいたそうで,猪料理はこの付近の名物だそうです。ちなみに猪は豚とは見なさないそうです。
 猪は意外にクセが無くて食べやすかったです。壁の猪に見つめられながら戴きました。
ドゥッガ
 14:00 ドゥッガに到着。着いて初めて知りました。ドゥッガは凄い!!広くて,保存状態が良くて,見晴らしが良くて・・・素晴らしい!!のです。今回まわった遺跡の中では最高です。もうここは「素晴らしい!!」しか言葉が出ません・・・

ドゥッガへの道。見晴らしが良いです。

劇場

劇場

暑いので皆,影に避難

キャピトル

キャピトル付近

「薬草商の家」から見たキャピトル

リキニアの浴場

リキニアの浴場

リキニアの浴場からの眺め

「トリフォリウムの家」公営の売春宿だったそうです。

トイレ跡。穴の空いている所に座って用を足していたそうです。みんなで向かい合いながらなんですねぇ・・・

遠くに見えるのが「リビコ・プニック廟」。オリジナルはローマ時代以前だが,これはコピー。オリジナルは大英博物館・・・
ホテル着,近くのスーパーへ
 17:45 ホテル着。
 18:00 みんなでホテルの近く,歩いて15分くらいの所のスーパーへお土産の買い出し。ついに明日はチュニジアを離れるのです・・・アッという間に過ぎてしまった感じです・・・19:20 ホテル着
 19:30 夕食。夕食はホテルのレストランで。メニューは「たこのサラダ」「野菜スープ」「メルルーサ」「レモンタルト」。美味しかったです。ここのコックさんは日本語が物凄く上手!話を聞くと奥さんが日本人だそうです。大分県の人だとか・・・
 夕食後,部屋にて荷物の整理,23:00就寝。
 ついに明日は帰国です・・・

建設途中の高速道路料金所

チュニスの町。スーパーへ

道路標識
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