鹿児島県の滝

神川小滝(鹿児島県大根占町)


上流(2010年10月9日)

螺旋階段の途中から(2014年7月10日)
←小滝・全景(2009年3月20日)

弁財天の像

小滝(弁財天の滝)の案内板
2009年3月20日,2010年10月9日,2014年7月10日,2019年5月25日撮影

 国道269号を南下,鹿屋市から大根占町に入った辺りで神川大滝公園の案内があります。公園内を大滝に向かう途中に小滝はあります。高さ15mで「小滝」という割には立派な滝です。滝の裏側に回ることもできます。この滝そばの赤い螺旋階段を登っていくと,大滝を見下ろす吊り橋へ行くことができますが,その途中で小滝上流へ降りることができます。個人的にはこの小滝上流部の雰囲気の方が小滝よりずっと気に入っています。
 2019年5月25日,物凄く久しぶりに訪問しました。新しく「神川七滝 全体マップ」が設置されており,「神ノ川七滝伝説」が記載されていました。「古来,神ノ川河口付近にはこの土地を収める雄城(高城)と雌城(現在の城)があり,その周りには7つの土地「ぜんづき・瀬戸・上・下・西・栫の坂・御崎」があった。雌城の下に諏訪神社大明神があり,雄城の主藤原義光はとりわけこの神社の雌城を愛し,通っていたという。それをよく思っていなかった7つの滝に住む大鰻は洪水をおこし,河口一帯を流してしまった。これをかわいそうに思った7つの土地の主は七福神となり7つの滝の大鰻を鎮めるため鎮座したという。それ以来,大きな洪水もなく河口付近は農業・漁業など産業が栄え,滝付近から流れ出るわき水を飲むと健康増進・長寿の御利益があると伝えられている。」とのことです・・・知らなかった〜で,神川七滝にはそれぞれ七福神の名が付けられていて,神川小滝は「弁財天の滝」とのことです。滝前には弁財天の像がつくられていました。

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