鹿児島県の滝

朝陽轟滝(鹿児島県入来町)


少し下流から

側面から(2008年撮影)
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途中の小滝の周辺(2008年撮影)

途中の小滝・下段
途中の小滝・上段→

以前はこういう所から入っていきました。

現在は案内板があります。

以前はこんな所を川に降りていきました。

現在は川へ降りる道が造られています。
 2008年4月16日,2013年9月29日撮影

 鹿児島市から国道328号線を北上,途中,県道42号線へ右折し2.9km進んだところの朝陽小学校前の信号で右折,道なりに約600m進みます。よく,「ポンプ小屋が奥にある広場を目印に」という表現がされる滝ですが, 2008年4月16日現在,この目印では分かりません。かつて広場だったらしいところは草が伸び放題,ポンプ小屋は草木に覆われ,道路からは見えません。とにかく,約600m進んだ辺りの右側は,よく見るとかつて広場だったことが分かります。この場所の奥へ進んでいき,草木をかき分け,竹林を抜け,川へ降りていきます。少しだけ上流へ行くと,この滝があります。途中,小滝が落ちてきていますが,よく見ると上下2段になっています。「平木場の滝」は落差(7〜8mくらいかな?)の割に,とっても広い滝壺をもったなかなか良い滝でした。
 この滝は入来町の郷土史に「轟滝」として記載されています。が,この辺り,轟滝の名称の滝が結構あるので,日本滝名鑑4000の記載を優先して本HPでは「平木場の滝」の名称を用いてきました。が「朝陽轟滝」の案内板ができていると言う情報を戴きましたので,名称を変更したいと思います。
 2013年9月29日,再訪しました。案内板ができているという情報を得ての再訪でしたが,想像以上に周辺は変貌していました。県道にも案内の標識があり,以前は分かりにくかった入り口もこれ以上無いほどに分かりやすくなっていました。川へのルートは木々が伐採され,道が造られていました。恐らくその工事の影響でしょうが,滝壺周辺の様子も一変していました・・・ちょっとやり過ぎじゃ無いか?と思わないでもないですが,このことで大勢の人が気軽にこの滝を楽しめるようになったので良いのかな・・・?案内板には「すべりやすく,車はスリップしやすい」と書かれていますが,この先は車では行かない方が良いと思います。下の方に降りていくと道はかなり悪くなっています。案内板の所の駐車スペースからすぐですので,ここからは歩いて行きましょう。
 この滝は平成21年4月に始まった「薩摩川内市ふるさと景観計画」で「薩摩川内市ふるさと景観100選」の1つに選ばれています。この整備は,この一環として行われたのだと思います・・・とすると気になるのが,この滝のそばにある「長野滝」です。この滝も「薩摩川内市ふるさと景観100選」の1つに選ばれていますので,周辺がどのようになっているのか?近いうちに見に行ってみようと思います。

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