鹿児島県の滝

時雨の滝（磯の滝）（鹿児島県鹿児島市）

2008年12月６日撮影

　鹿児島市の仙巌園（磯庭園）内にある滝です。仙巌園内の「猫屋」の所から長い遊歩道（階段）を登って「観水舎跡」を目指します。「観水舎」は仙巌園の奥にある滝を眺めるために島津家25代重豪（しげひで）によって寛政11年（1799年）に建てられたものです。「観水舎跡」から見下ろすような感じでこの滝を遠望できます。当然，ここから，滝へ近づくことはできません。「猫屋」からの遊歩道の途中から川に降りて行くと，滝壺へ行けそうな感じですが，ここは「仙巌園」。そんな真似はさすがにできません。遠望だけで我慢しました（笑）。落差もあり，なかなか立派な滝です。この滝は「仙巌園１６景」の１つだそうです。この滝は実は２段の滝でもあります。上の方にちょっとだけ上段の滝が見えています。この部分も意外に落差がありそうです。この滝は鹿児島市環境保全課水質係の「水辺環境マップ」には「磯の滝」として記載されています。ちなみに，この滝を見るためには「仙巌園」の入園料１０００円，駐車場代３００円が必要でした（笑）