鹿児島県の滝

雄川の滝(鹿児島県根占町)

2012年7月15日撮影

ちょっと広角レンズで

滝見台と滝
2019年6月17日撮影

豪快に落ちていました。

遊歩道は見違えるほど綺麗になっていました。
2019年5月25日撮影

展望所から

展望所から見下ろす
2014年6月28日撮影

大増水!

この日,遊歩道は一部水没していました。
←雄川の滝・下流から。巨大さが分かります。
2010年6月24日撮影

通常の雄川の滝・・・ただの濡れた壁です。

滝壺(?)は物凄いブルーです。

雄川渓谷は美しいです

雄川渓谷は美しいです
 2009年10月12日撮影

滝壺へ行く時間はなかったので右岸から

伏流水が落ちています
2008年12月31日撮影

 根占町の「雄川の滝」です。すぐ上流が発電所の取水口になっていて,基本,水は少ない・・・というか流れていない?2008年12月31日,近くまで行ったので寄ってみたところ,ドドドドド・・・と轟音が響いていました。落ち口付近へ行って,見える所はないか?と探したところ,崩れたらしい所があって,そこから何とか見ることができました。手前の部分のみ水が落ちていましたが落差もありなかなかの滝でした。落差は30〜40m位かな?通常は水が流れていないというのが本当に惜しい滝です。根占町の郷土誌にはこの崖全体から豪快に流れ落ちる「雄川の滝」の写真が紹介されています。梅雨時期の大雨の後にはこの郷土誌のような姿を拝めるのかな?と思いつつ後にしました。それにしても,時間が無くて,滝壺へ行けなかったことが悔やまれます・・・
 2009年10月12日,滝壺まで行ってみました。予想はしていたけど全く水は流れていませんでした。これじゃ,「雄川の滝」じゃなく「雄川の壁」だ〜!って感じです。ただ,伏流水は豊富に流れていて,水は青々として本当に綺麗です。そして,伏流水の為,滝らしい音が周辺に響いています(笑)
 2010年6月24日,滝壺まで行ってみました。この前,1週間程前から大雨が降り続き,いかな「濡れた壁・雄川の滝」といえど,これだけ雨が降れば流れているだろうと思っていました。しかも,23日・24日は曇天。明日(25日)から再び大雨の予想です。行くなら今しかない!と思い立ち,行ってきました。結果,予想を超える水量,遊歩道は2ヶ所程水没,膝まで濡れながらの滝見となりました。もう少し,水量が多ければ,危険だったかもしれません。滝は物凄い迫力,正直,恐怖さえ覚えました。上の写真を撮った所から先は物凄い水飛沫の為,アッという間にレンズに水が付着,まともな写真が撮れる状況ではありませんでした。実際,20枚近く撮した写真,全てが見られたものではありませんでした・・・(涙)・・・大迫力の素晴らしい滝です。通常,発電所の取水の為,水がほとんど流れていないのが本当に残念です・・・次回は,「適度な」水量の時に訪れてみたいです(笑)
 2012年7月15日,久しぶりの訪問。この日はほぼ理想的な水量(私にとってです)。本当は左からも落ちているのがベストですが,かなり満足度の高い姿でした。写真では分からないけど,滝壺の水は美しいブルー・・・透明感バッチリ!膝程度まで濡れながら思いっきり堪能してきました。

 滝壺へは大根占から国道269号を南下,川北交差点で左折,県道562号へ進みます。道なりに約2.2kmくらい進むと,川原付近に「雄川の滝の案内板」が有ります。ここで右折,道なりにドンドン進んでいきます。雄川発電所を過ぎてからの約1.5kmは,道がグンと狭くなりますが,それでもドンドン進んでいきます。そして,最後に幅の狭い橋を渡ると駐車場があります(この橋は普通車で車幅ギリギリと言った感じでしょうか・・・大型車では渡れないかもしれません)。駐車場から滝まで1200m・約20分で滝に到着です。滝の見えない「滝見大橋」の下を通る遊歩道が整備されています。

 2012年7月15日,駐車場から滝へ,滝前で存分に楽しみ,再び駐車場へ約1時間30分の行程でしたが,この間に7組の家族連れやカップルと出会いました。過去,何回もこの滝を訪れましたが,その間ほとんど人と会うことはありませんでした・・・それなのこの日は7組!南大隅町のPRの効果があってメジャーになりつつあるのでしょうか?でも,こうなってくると駐車場までのラスト約1.5kmの細い道が気になります。この道,普通車の車幅ギリギリしかありません,離合場所もほとんど無く,対向車が来たらお互いパニックになるかも・・・(笑)。これまでは,まず,対向車は来ない状態でしたので気にならなかったのですが,これからは違うかも・・・対向車が来ないことを祈りながら駐車場へ向かいましょう(笑)。

 2014年6月28日,前日,結構な雨が降ったのでこの滝を訪問しました。滝直下への遊歩道の駐車場への道は拡幅工事のために通行止め,仕方が無いので展望所から眺めてきました。なかなかの姿。直下から見上げることができなかったのが物凄く残念でした。でも,駐車場への物凄く細い道が解消されるのだから我慢です。

 2019年5月25日,物凄く久しぶりに滝壺へ行ってきました。この滝,ここ数年の南大隅町が物凄いプッシュをしていました。そして,NHK大河ドラマ「西郷どん」のOPでこの滝の映像が用いられて一気にブレイク,話を聞くと,駐車場に入るのに2時間待ちだったとか,シャトルバスが運行されているとか・・・話を聞けば聞くほど,ゲッソリ,行こう!と言う気が何処かへ飛んで行ってしまっていました。2019年4月頃だったかな?南大隅町HPに「雄川の滝の上流にある発電施設改修工事のため、現在上流の堰が解放され天然の水量がそのまま滝壺に流れ落ちています。そのため、水面の色はエメラルドグリーンには見えませんが、迫力は増しています。堰が解放されている期間は6月5日までの予定です(これは6月17日まで延長されました)。天然の水量で迫力ある滝をお好みの方はこの期間にぜひご覧ください。」の一文を見つけました。これは,久しぶりに行ってみるか!でも,GW(この年は10連休!)はきっと物凄い人だろう・・・GW後の早朝に行ってみよう,ということで5月25日(土)の早朝,行ってきました。行ってみると駐車場までのあの異様に狭い道は広くなり快適!,駐車場直前の車1台分の幅ギリギリの狭い橋も広くなって快適!,駐車場も広くなり快適!カフェや立派なトイレまでできています!滝への遊歩道も前半は見違えるほど綺麗になっています!これがあの雄川の滝か!?と目を疑うほどの変貌です。駐車場到着は朝の5:25,さすがにまだ誰もいません。滝到着は6:00,7:30まで滝を独り占めでした(笑)。それでも,駐車場への帰り道,何人もの人とすれ違いました。大河「西郷どん」が終わって半年近く経とうとしますが,やはり,まだまだ人は多そうです。滝前には立派な滝見台が造られ,滝壺に降りることができなくなり,かなり残念でした。

 2019年6月17日,再訪。発電施設改修工事のための堰解放はこの日までの予定で,この日,私の仕事は休み・・・「平日だし,人も少ないだろう。これは行ってみるか!」と思い立ち,行ってきました。駐車場到着は12:30頃,20台程度の車が停まっています。「平日でもこうか〜」と改めてビックリ,滝への遊歩道では大勢の人とすれ違いました。この日の滝は堰の開放期間としては標準的な水量の印象。しばらく堪能していたのですが,次から次に人がやってきます・・・帰りの遊歩道でも沢山の人とすれ違いました。駐車場に到着するとやっぱり20台程度が停まっています。さらにバスも!平日でさえもこの状況,この時期でも土日は凄いことになっていそうだな〜と駐車場を後にしました。そして,多くの車とすれ違いました・・・「土日に来なくて良かった〜」と思うと同時に,何か特別なことが無い限り,今後,この滝に来ることは無いだろうな〜と思いました。
 観光地化されすぎです!本来の水量になっていれば,素晴らしい滝なのに残念です。昔の誰も来ない状態だった頃が懐かしいです・・・こんな気分になってしまった滝は熊本県小国町の鍋ヶ滝以来です。鍋ヶ滝は有料になってしまったと聞きます。この滝は有料にならないで欲しいものです。

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