鹿児島県の滝

『白別府の滝』（鹿児島県輝北町）

全景（上段と中段）・・・遊歩道（？）より

中段・・・滝壺より

側溝よりの落水（の１つ）

下段

2009年１月17日撮影

　国道220号線を鹿屋市から志布志町方面へ向かい，途中，国道504号線へ左折，道なりに進んでいき，百引小を過ぎ，「楢久保」バス停を過ぎたところで左折，白別府方面へ向かいます。道なりに約１ｋｍ，白別府集落に入る辺りで滝らしき音が聞こえますので（私はこの付近に駐車しました），左の細い道路に入っていくと，この滝があります。大きく３段からなり，トータルの落差は１０ｍくらいでしょうか（ただし，３段目（下段）の落差は１ｍもありません・・・）。上段は堰になっていますが，堰や側溝からの落水が意外に良い雰囲気を作っています。中段がメインですが，ちょっとよく見えるポイントがありません。中段下部の岩盤の穴が面白い滝です。滝壺へ降りていったのは，暗くなり始めの時間帯でしたので，カメラのオートフォーカスがうまく働かず，薄暗闇の中，マニュアルでピントを合わせたので，下の３枚の写真はピントが甘くなってしまっています。いずれ，明るい時間帯にもう一度訪れたい場所です。
　なお，この辺りには明治３５年に架けられた「轟橋」があるはずでしたが，どれが「轟橋」なのかよく分かりませんでした（笑）・・・この滝の名前も「轟橋」にちなんで『轟の滝』が良いかもしれないと思いつつ，地名を優先させて『白別府の滝』としています。