鹿児島県の滝

赤仁田滝(鹿児島県薩摩川内市入来町)


正面から

滝壺
←ちょっと下流から

落ち口から見下ろす

上流部

上流部

上流部
2009年2月8日,2013年1月12日撮影

 入来町の郷土誌には赤仁田川(戸板野川)には上流から順に「赤仁田滝」(幅5〜6m,落差約20m),「中の滝」(幅2m,落差約25m),「戸板野滝」(幅2m,落差約15m)があると記されています。鹿児島市から国道328号線を北上,大馬越小学校から約1.8kmの信号を左折,3.4kmの交差点を右折,道なりに約1km,笹原橋を通過したらすぐに左折,約100mで左折,ホテル「サンシャイン和光」のところで左の道に入り,道なりに約2.2km進んだ辺りに駐車して後は歩いていきました。田んぼの畦道を通り川へ降り,ひたすら上流を目指します。入渓後1.5時間(私の場合です)くらいは単調なゴーロ沢が続き,ウンザリした頃に,「赤仁田川の小滝」が現れました。
 2013年1月12日,再訪。小滝から赤仁田の集落まで遡行しました。結果,大きめの滝が2カ所。この滝は上流側の滝です。幅広く水を落とす堂々とした姿の滝です。落差8m程度の印象。郷土史の記載よりもかなり小さいですが,これが「赤仁田滝」と判断しました。前回は結構下流から入渓,かなり長い沢歩きをしましたが,下流部には特に滝は無かったので,今回はショートカットで行くことにしました。前回の駐車場所のさらに先,道がヘアピンになった所に国土地理院1/25000地図では点線で道が描かれていますので,この道を辿ります。少し進んで,下に降りられそうな場所で降りていくと,水路があります。後はこの水路に沿って上流方向へ。10〜15分で貯水堤に到着,水路はここで終了。後は左岸か右岸に付いている道を辿ると約5分で小滝に到着。小滝から約15分で「中の滝」,「中の滝」は左(右岸)に巻き道が付いているのでこれを辿り,上流へ。ここから道はありませんが,数分でこの「赤仁田滝」に到着しました。左の崖を登り,上流部へ行くと後は落差1m程度の小滝が連続し,藪こぎをしながら赤仁田の集落に到着です。赤仁田の集落をめざすより,引き返して貯水堤と水路を辿って帰った方が楽のようです。

inserted by FC2 system