鹿児島県の滝

一本松の滝−神野渓谷・大川の滝�U−（鹿児島県吾平町）

2020年10月18日撮影

　大川林道沿いの神野渓谷の滝群は「大川の滝」と総称され，下流から「杖立の滝」，「一本松の滝」，「特攻の滝」，「おしどりの滝」と名付けられています。その美しい花崗岩のナメとエメラルドグリーンの水の色で有名な場所です。いずれ行きたいと思いつつなかなかチャンスがなかったのですが，2009年12月４日，ようやく行ってきました。
　「一本松の滝」は「杖立の滝」の次に現れる滝です。案内板の付近から堰堤が見え，この堰堤の下流がこの滝になります。林道から降りる際は案内板より下流側から降りた方が良いようです。落差約30ｍ，巨大なスラブ滝で，上部に小さな（？）滝壺があるようで，一旦，この滝壺へ水は落ちていき，再び末広がり状に滑り落ちてきます。見応えのある滝です。
　2020年10月18日，約11年ぶりの訪問，「杖立の滝」から約700m，私のペースで約10分程度で到着です。ここも以前は無かった滝直下への道も整備され，案内板も新しい物が設置されていました。その案内板には「滝の近くに一本の黒松の大木がありこの名がついた。また滝の上に大きな岩があり，その岩にセキレイが巣作りをする事から，別名「セキレイの滝」とも言われる。」と記されています。