鹿児島県の滝

『浄めの滝』（鹿児島県霧島町）

	角度を変えて上部
	滝の下部と下流方向の細長い淵
	←全景
この細長い淵を進みます	最初に見える『浄めの滝』の下部
2010年10月10日撮影

　石坂川の３つの大滝の中で最上流に位置する『浄めの滝』です。ゴツゴツとした岩盤を力強く水が落ちています。書籍「鹿児島の沢登り」では落差２５ｍと記載されていましたが，個人的には落差１５ｍあるかどうか・・・という印象でした。この見えている部分の上部に，さらにもう一段ありそうな感じですので，恐らくこの上段を含めて２５ｍなのかな？と思っています。決して水量は多くないのですが，迫力のある滝です。
　基本的には下流の経の滝・華の滝と共に訪れるのが一番でしょうが，もし，この滝だけを訪れたい場合は次のルートが楽と思います。県道１号線，霧島ホテル前のヘアピンカーブを曲がるとすぐに日添林道への分岐があるのでここで左折，日添林道へと進みます。道なりに約900ｍ進んだ所で左折，更に道なりに約１ｋｍ進んだ所に手洗橋があります。手洗橋から更に道なりに2.2ｋｍ進んだ所に「手洗林道58支線」の入り口があります。ここは経の滝・華の滝等へ行く時の駐車場所にしています。ここから更に道なりに約１．１ｋｍ進んだ所に駐車スペースがあるのでこちらに駐車します。この先は道なりに歩いていきます。３つめのカーブミラーを過ぎた辺りで左の山中へ進んでいき，適当に，しばらく進んでいくと下りの斜面となり，石坂川へ降りることができます。石坂川へ降り，上流方向へ少し進むと上の写真の細長い淵が現れます。ここは腰まで濡れないと進めませんし，この淵を進まないと『浄めの滝』の全景は見えません。覚悟を決めて濡れていきましょう。私が訪れた2010年10月10日はそれなりに水が冷たく，季節的にはギリギリだったかも知れません。