鹿児島県の滝

『本城川大滝』(鹿児島県高山町)


少し下流より大滝全景

直下より大滝を見上げる
←接近して大滝全景

4mナメ滝と大滝

上流の6mナメ滝
2010年12月29日撮影

 書籍「鹿児島の沢登り」で紹介されている滝で,萬滝の近くに位置します。高山町(現肝付町)から県道542号線を南下,途中で県道561号線へ入り,約4.2km。「国見トンネル」の手前で旧道へ左折,しばらく進むと「萬滝入口」の案内板があります。ここで川に降りると,左(上流側)に堰堤が見えます。『本城川大滝』はこの堰堤の上流になります。チェーンを伝って対岸へ渡ると堰堤の方向へ道が延びています。この道を辿り,上流へしばらく進んでいくと,枝沢が左から合流してきますが,ここは右の本流へ進みます。この出会いを過ぎると段状の滝となり,ここを過ぎると落差4m程度のナメ滝となり,このナメ滝のすぐ上流が『本城川大滝』となります。書籍「鹿児島の沢登り」では落差20mと紹介されています。実際,それくらいの落差はありそうですが,感じとしてはそこまでの落差は感じませんでした。右からこの滝を越えると,その上流には6mのナメ滝が続いていました。この辺りは花崗岩のナメが続き,水が非常に綺麗です。吾平町の神野渓谷(杖立の滝おしどりの滝がある渓谷です)とそっくりな印象を受けました。時々,今いるのが神野渓谷の様な錯覚を覚えるほどでした。

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