鹿児島県の滝

『深港川の滝�T』（鹿児島県垂水市）

下流の様子	支流の滝
2011年11月27日撮影

　国土地理院１／２５０００地図には垂水市の深港川には２つの滝マークが記されています。このうち，上流の滝マークを見ようと，「上流から川を下ってこの滝にたどり着き，そして，左岸の方から大きく迂回して滝正面へ回り込む」というルートでアタックしたのが，2010年５月30日でした。意外にあっさりと目的の『深港の滝』の落ち口には到着したのですが，左岸はかなり急傾斜の崖で，少なくとも私にはここを降りて滝正面へ回り込むのは無理そうでした。
　2011年11月13日，この日は午前中だけ時間があり，午後から鹿屋市で用事。ということで，思い立って『深港の滝』に再アタックしてきました。今回は滝の下流の二俣分岐を目指してみました。色々とルートを探し，何とか二俣分岐に到着。滝は左俣にありますので左俣へ。そこで目に飛び込んできたのが「下流の様子」とした写真の場所です。倒木が沢に積み重なり，左から落差のある滝が落ち，その右に小滝が落ちています。この小滝の上流に目的の『深港の滝』があるはずです。倒木を乗り越え，小滝を登る途中で目に飛び込んできたのが，更にその上流に落ちる落差５ｍ程度？の滝でした（写真は撮っていません）。この滝を見た時に，心が折れました･･･「予定時間も過ぎているし，今日はここで撤退！」と撤退してしまいました。ちなみに，右俣の上流にも落差８ｍ程度？の滝が落ちているのが見えました･･･こちらも写真は撮っていません。右俣を遡るのも無理そうです。『深港の滝』滝壺へは，なかなか手強いです。いずれ，別ルートを検討して？再チャレンジしてきたいと思います。
　2011年11月27日，また，下流側からアタックしてみました。前回，心が折れた滝は見えただけで撤退しましたので，この滝を越えることができないか検討してみようという考えでしたが･･･思っていたより落差があり，しかも両側は切り立った崖･･･ちょっと，厳しそうでした。高巻きのルートもいくつか検討したのですが，やはり，厳しそうでした。やはり『深港の滝』滝壺へは，なかなか手強いです。ただ，この滝を何とか越える以外にルートは無いという印象を持っていますので，あと何回かは訪れてチャレンジしてみようと思っています。