鹿児島県の滝

洞河原の滝(鹿児島県南大隅町)


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2012年11月11日,2013年1月14日,2013年7月1日撮影

 大隅花崗閃緑岩の巨大な岩体を流れ下る,存在感のある滝です。錦江町田代から県道563号線を佐多辺塚方面へ。峠を越えてしばらく進むと左に打詰林道入り口があるので,この付近に駐車。ほんのちょっとだけ引き返すと,幅1〜2m程度の道が延びています。この道を辿っていくと貯水堤に到着。ここで川は二俣になっています。上流に向かって右の沢にこの滝はあるので,貯水堤のところで川を渡り,右の沢へ。ここから先は「大隅照葉樹原生林の会」の方により白テープや虎ロープが設置されていますので,これらを辿っていきます。最後,ちょっと急傾斜の崖になっていますが,虎ロープが設置されているので,問題ありません。急斜面を上ると,この大きな滝が姿を現します。駐車場所から20分程度。
 この場所に落差35mの滝があるのは,以前から別資料で知っていたのですが,未訪問でした。今回,ルートが整備されていることを知り,急遽,訪問したのですが,実際に姿を現したこの滝,35mという落差よりも遙かに大きな滝に感じられました。50m以上はありそうな印象・・・でも,地形図からは30〜40mと読めるんですよね・・・実際の落差はどれくらいなんだろう・・・かなり気になります。訪問日は水量少なめでしたので,来年の梅雨時期に是非とも再訪問して,水量豊富なこの滝を見てみたいと思います。
 2013年1月14日再訪。HP「宮崎の滝」の管理人さんがレーザー測定器で測定したところ,落差45mだそうです。
 2013年7月1日再訪。前日までの雨でもっと水量が多いのを期待しての訪問でしたが,思っていたほどではありませんでした。それでもこれまでの訪問の中で水量は最も多かったのですが,写真にしてみるとこれまでとほとんど変わらなかったです。今回の写真変更でも,同じ写真にしか見えなかったりします(笑)

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