熊本県の滝

のれん滝(母滝)(熊本県水俣市)


展望所から

ちょっと斜めから
←正面から
 2009年5月4日,2013年9月29日撮影

 水俣市の湯の鶴温泉付近に「湯の鶴七滝」があるということで以前から気になっていたこの場所,2009年5月4日にようやく行ってきました。「湯の鶴七滝」とは下流から「座頭滝」,「のれん滝(母滝)」,「小滝」,「唐滝」,「赤水滝」,「大滝」,「箱滝」の7滝です。このうち「唐滝」,「赤水滝」の2滝は遊歩道からは距離があり草木も茂り,案内もなくでどれがこれらの滝なのか,ちょっと分かりませんでした。今回は「湯の鶴七滝」の中の五滝のみとなりました。この「湯の鶴七滝」,まともに下流から見ていくと物凄くきついらしいです。が,滝巡りの先輩方の苦労のレポートでしっかりと予習して行ってきた私は,そんなにきつくなかったです。滝巡りの先輩方有り難うございます!!(笑)
 「座頭滝」を過ぎて300〜400m位の所に案内板があります。案内板付近に駐車,ちょっとだけ進んでいくと「のれん滝(母滝)」との対面です。落差はありませんが,なだらかに滑り落ちていく形態がなかなか美しい滝です。滝壺へ降りることができないのが残念です。
 そして,この「のれん滝(母滝)」の所に「小滝700m」の案内板があります。700mくらいなら・・・と歩いていこうとすると,この先とっても苦労するらしいです。川沿いの気持ち良さそうな遊歩道が続いていそうな雰囲気が物凄くして,つい,行ってみたくなりますが,ここは誘惑に打ち勝って,車へと戻り,最上部の「箱滝」を目指した方がいいと思います。「小滝」〜「大滝」は別ルートで行くのをお勧めします。

 この滝は滝壺へ降りることができなかったのがずっと心残りになっていました・・・ということで,2013年9月29日,滝壺目指して再訪してきました。改めて行ってみると・・・降りられないことは無いかな?と言う印象,ただ,ちょっと危険そう。と言うことで,ちょっと下流の容易に降りられるところから川に降りて滝壺を目指しました。ちょっとだけ深い淵や小さめの砂防ダムを越えながら,それほどの困難も無く到着。正面からのこの滝は,上から見下ろした時の印象と異なり,しっかりと「滝」という姿をしていました。そして,やっぱり綺麗な流れが印象的な滝でした。

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