熊本県の滝

国境の滝(熊本県小国町杖立)


全景

この岩壁の右に滝は隠れています。

見上げて
2016年2月11日撮影

 国土地理院1/25000地図では,小国町と日田市の境界となる湯鶴川の上流に滝マークが記されています。杖立温泉の白糸の滝前の道をそのまま辿っていくと,終点に「一本檪公園」の標柱があり,その先には大きな堰堤があります。この堰堤を右から越え,上流に降り,進んでいくと,昔の田圃跡?があります。この先から滝まではある程度は道がありますが,道があるような,無いような・・・という感じの所も多いです。堰堤が造られるまでは,白糸の滝前の道が,この田圃跡?付近まで延びており,その頃は滝までの道もしっかりしたものがあった・・・そんな感じを受けました。滝の周辺は30〜40m程度の岩壁がそびえています。滝はその岩壁の途中から水が吹き出している感じで,落差は10mはないかな・・・8m程度の印象でした。2016年2月11日の訪問時は水量少なく残念な姿でしたが,豊水期は「全景」写真の左からも落水して,幅広い姿に変貌しそうな気がしています。その姿を見てみたいものです。
 Webページ「日本の滝データベース」では,杖立温泉には日田市との境に「国境の滝,別名つづみの滝(落差6m)」が記載されており,この滝に該当すると考えています。落差の違いが気になるところです。この川で名前の付く滝としては,この滝が最も該当しそうと言うことだけが根拠ですので,正確な情報を御存知の方は教えていただければ嬉しいです。

inserted by FC2 system