宮崎県の滝

熊野鳴瀧神社上宮滝(鳴瀧)(宮崎県高千穂町)


入口と案内板(カーソルを合わせてください)

滝直下
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2014年3月22日,2021年9月19日撮影

 高千穂町中心部より国道325号を北上,河内交差点で県道8号へと進み,県道8号を北上,約2kmで「鳴滝上宮」の鳥居があります。鳥居の所で車は進入できないようになっていますので,この付近に駐車,後は徒歩です。坂道を延々と登っていきます。この時,かなり疲れていたので,休憩をとりながらで40〜50分は登ったかもしれないです。帰りは滝から県道の鳥居まで約30分でした。道の終点にこの滝が落ちています。落差40m程度の印象で大きな滝ですが,水量は少ないです。梅雨後の水量豊富な姿を見てみたいですが,蒸し暑い時にあの坂は登りたくないですね(笑)。
 2021年9月19日,久しぶりに訪問しました。入り口の鳥居の横に立派な案内板が設置されていました。いつか,この案内板にある水量豊富な姿を見たいなぁ〜
案内板には次のように記されています。
「明治四年に上河内神社と改称し明治四十年には合祀により熊野鳴瀧上宮となる。
 鳴瀧の滝は年中清水が滔々と流れ落ち秋の紅葉の頃は特に美観であり,厳冬ともなれば滝水は一本の氷柱となりて其の景観は実に素晴らしいものである。
 鳴瀧神社は,昔より牛馬の守護神として知られていて,戦前までは河内地区の氏子崇敬者は勿論,郡内をはじめ遠くは大分,熊本両県の人々がこの瀧の水を汲んで牛馬に与えて,牛馬の安全と子孫の繁栄を記念して,馬に乗ったり牛を引いたりして参拝するものが多かった。
 最近では家畜農家数も減少しているが,牛馬に携わる人々等にとって現在でも参拝されている。」

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