宮崎県の滝

猪木谷の滝群(宮崎県日向市東郷町)


一の滝「洞滝」

二の滝「一本滝」
三の滝「みことの滝」→

五の滝

六の滝
←四の滝「いろは滝」
2014年10月26日撮影

 国土地理院1/25000地図では,日向市東郷町鵜戸木の猪木谷に滝マークが記されています。この滝マークの滝(猪木大滝)を含め,猪木谷には7つの滝が知られており,「猪木七滝」と呼ばれています。このページに掲載した滝はこの猪木七滝のうち,「一の滝」〜「六の滝」です。田圃の畦道を進み,突き当たりから猪木谷へと入渓,約150mほど進むと最初の滝が現れます。落差4m程度のこの滝は,「宮崎の自然と未来を守る会」の和田聖志さんにより「洞滝」と命名されています。少しだけ下流に戻り,左(右岸)からこの滝を越えると,すぐに次の滝です。この滝は「一本滝」と命名されている滝で,落差約7m,名前通り,真っ直ぐに気持ち良く水が落ちています。この滝も左(右岸)から越えます。次に現れるのが落差15m程度の立派な滝です。この滝は「みことの滝」と命名されています。最奥の大滝を除くと,猪木谷で最大の滝です。この滝は少しだけ下流に戻り,左(右岸)から越えますが,崖沿いの細い道を進むことになります。危険なところにはロープが張ってありましたが,私は恐怖を感じ,足が止まってしまいました。ここが猪木谷で最も厄介なところだったと思います。次の四の滝は「いろは滝」と命名されているようです。落差5m程度,小さな「みことの滝」という印象の滝です。五の滝・六の滝はともに落差5m程度の印象,それまでと違い緩やかな傾斜の滝です。ともに左(右岸)から越えますが,六の滝の上に張られたロープの所で対岸(左岸)へと移動します。滑らないように注意しましょう。左岸へ渡ったら,上流へ進み,大滝を目指します。
 猪木谷はそれぞれの滝の巻き道が分かりにくい場所もあり,また,危険な箇所も何カ所かあり,注意が必要です。

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