宮崎県の滝

『轟の滝』(宮崎県西臼杵郡高千穂町小谷内)


山附川本流の小滝(正面から)

山附川本流の小滝(車道から)

「轟の滝」の案内板

「禊の岩屋」・・・大雨の後は「滝」になります。
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2020年9月19日,2021年8月9日撮影

 高千穂町市街地から国道218号を熊本方面へ。総合公園前を過ぎて約3km,二上(ふたがみ)神社の案内で左折します。山附川に沿って約500m進んだ付近に「禊(みそぎ)の岩屋」の案内板が,そのほんの少し先に「轟(とどろ)の滝」の案内板があります。この付近は山附川本流が小さな滝になっていて,なかなか良い音を響かせています。「禊の岩屋」も豪雨時は滝になるそうです。
 ネットで調べたところ,山附川本流の小滝を「轟の滝」としているページと「禊の岩屋」の方を「轟の滝」としているページがあるようです。実は「禊の岩屋」・「轟の滝」ともに公的な名称ではないそうです。二上神社の方の話では,俳句をされている方が,句の中でこの辺りを「禊の岩屋」,「轟の滝」と表現し,案内板までつくってしまったとのことです。気持ち的には,山附川本流の音を響かせている小滝を「轟の滝」と呼びたいところですが,二上神社の方は「轟の滝」を「この時期は水は落ちていないと思う」と言っていましたので,恐らく「禊の岩屋」の方を「轟の滝」としていると思われます。
 実際の所,山附川本流の小滝と「禊の岩屋」の滝のどちらが「轟の滝」なのか?この俳句を見れば判明すると思われるのですが,多分,この俳句を見る機会は無いでしょう・・・どうせ,案内板を設置するのならこの俳句もセットに書いておいて欲しかったなぁ〜
 2021年8月9日,前日に結構,まとまった雨が降ったので訪問してみました。「禊の岩屋」はまぁ,それなりに水が落ちて「滝」になっていました。

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