大分県の滝

祝川の滝(大分県中津江村)


見上げて

直下
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 2011年3月26日撮影

 日本滝名鑑4000に記載されている滝で国土地理院1/25000地図にも位置が記されています。日本滝名鑑では落差18mとして紹介されていますが,それ以上の落差に感じました。高所から一気に水が落ちる迫力のある滝です。
 上津江村から国道387号を北上,県道12号へと進み,下筌(しもうけ)橋を渡ったら左折,祝井川に沿って車を走らせます。下筌橋から約2.6km進んだところの,右側に堰堤があります。この辺りから杉山の中を滝へと下っていくことになります。最初は堰堤を少し過ぎたところから林業用の道が延びているので問題なく進んでいくことができますが,しばらく進むと道は終わりです。この先は結構な急斜面となり,ルートをしっかりと選ばないと危険だと思います。私は,ここからは滝方向へ,高度を下げないように,ほぼ水平に進んでいき滝前に到着しました。この1ヶ月,前津江・中津江・上津江の滝を巡ってきましたが,その中でこの滝への行程が最も危険だったように思います。行かれる方は十分に気をつけて行動して頂きたいと思います。なお,下筌橋から堰堤までの間で,この滝を遠望できるポイントがあります。私が訪れたときは物凄い逆光となっており,とても写真を撮れる状況ではありませんでしたが,ここから見るこの滝は非常に落差を感じる素晴らしいものでした。上の写真の部分の下にも落差5m程度(と思う)の滝が続いていました。

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