大分県の滝

明神滝(大分県竹田市)


上部を見上げる・・・でも水が無い・・・

多分,最下段・・・物凄くショボイ・・・
 2011年6月25日撮影

 竹田市の明神滝は越敷岳への登山道の途中から見える滝です。日本滝名鑑4000では「平時はごくごく細流が落下するが,冬季には氷瀑となる」と記載されており,相当水量が少ないんだろうなぁと思いつつ,それでも梅雨時期の大雨の後ということもあり,少しは期待して訪れました・・・が結果は写真の通りでした(涙)。落差88mとかなりの落差の滝ですが,水が少なすぎです!!
 登山道を登っていき,「仙人枕」を過ぎしばらく行くと道は急登になります。この急登する直前の辺りから遙か上方,木々の向こうにかすかにこの滝が見えました。肉眼では水が落ちているのが分かるのですが,写真に撮ると全く分かりません・・・その程度の水量でした。でも,この滝を正面に臨めるポイントがあると言うことなので登山道を急登して行きます。途中「展望台・はさみ岩」への分岐があるのですが,「展望の景色には興味なし!見たいのは明神の滝!」と展望台には寄らず,そのまま急登を続けます。「御聖洞」を過ぎ,しばらく行っても明神の滝が正面に見える気配は無し。「これはいくら何でも違うだろう。まぁ,あの水量だしいいか・・・」と引き返し,越敷岳を後にしたのでした。そして,家に帰って突然思い立ちました。「あの展望台が明神滝を正面に見るポイントかも!」調べてみるとその通りだったようです・・・何故,現地で思い浮かばなかったのか?自分でもよく分かりません(涙)。もう一度アタックしたい気もするし,あの水量を考えるともう一度行く価値は無い気もするし・・・ちょっと複雑な心境です。

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