大分県の滝

落門の滝(大分県竹田市)

2011年7月18日撮影

 落門の滝はJR豊後竹田駅の北側の崖の滝です。この付近を通る時にはいつも気にかけていた滝ですが,なかなか落ちている姿を見ることができませんでした。。今回やっとその姿を見ることができましたが,感想は・・・「まぁ,こんなもんかな〜」ですね。
 日本滝名鑑4000によると,この滝は,「江戸時代,岡藩主が熊沢蕃山を招き”城原井路”という水路を作り,米作を興した時の水のはけ口」だそうです。勿論,人工の滝です。ただ,なかなかに由緒正しい様で,この名前も,幕末の儒学者広瀬淡窓(1782〜1856)が14歳の時,岡藩城下の様子を詠んだ漢詩にちなんだものだそうです。ただ,他にも「下木の滝」,「雲井の滝」,「布引の滝」などの名前もあるようですが(笑)

千巌万壑入岡藩(千巌万壑岡藩に入る)
士庶肩摩道陌喧(士庶肩摩して道陌かまびすし)
絶壁雲懸公子館(絶壁 雲はかかる公子のやかた)
断崖泉落太夫門(断崖 泉は落つ太夫の門)

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