大分県の滝

御所の滝(大分県中津江村)

2012年4月28日撮影

 書籍「日本滝名鑑4000」で紹介されている滝です。国道442号から鯛生金山付近で県道9号へ。県道9号を南下していくと市ノ瀬公園入口の案内の所に「市ノ瀬無人販売所」があります。この無人販売所から更に約300m進んだ所に「宝筐印塔」の案内があり,ここで左へ。橋を渡り約300mで「御所の滝」の解説板があります。解説板によると『右方のソウリ谷と左方の小迫谷の合流点にあるのが「御所の滝」で落差5m程度。御所は後白河天皇の皇子似仁王の近侍・長谷部信連が,似仁王の王子の養育に当たった所。御所の滝の上流30m程度の所に平坦地があり,ここが御所跡と言われている。当時,御所の滝は屋敷の一部に取り入れられていたらしい。』とのことです。結構由緒正しい滝のようです。
 この解説板の所で左へ。少し進むと駐車スペースがあるのでここで駐車。ここから川へ降りて上流へ進んで行くと「御所の滝」に到着です。ここには「御所」の解説板もあります。解説板には落差5m程度とあったのですが,私の印象としては1.5m程度。そして,周囲は荒れ放題です。滝そのものよりも,村指定史跡なんだからもうちょっと整備すれば良いのに・・・というのが感想だったりします(笑)。

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