大分県の滝

恵曽の滝(大分県宇佐市院内町)


展望台より

滝壺
←滝壺から

滝壺から振り返る

展望台のアップ
2013年2月23日,2013年3月9日撮影

 国土地理院1/25000地図で恵曽川に記されている滝マークの滝です。ネットでその写真を見て,是非滝壺に行きたい!と思っていた滝でした。「やん岳展望公園」にこの滝の展望台があるそうですので,まずはこの展望台を目指しました。玖珠町中心部から国道387号を北上,西椎屋の滝駐車場入り口を過ぎて院内町に入り,岩下バス停を過ぎて右折,約200mで右折,県道409号に合流します。ここから,約5.6kmで「やん岳展望台」の案内があるので,ここで左折。約300mで再び「やん岳展望台」の案内があり,この付近に駐車。あとは歩いて行った方が良いようです。ここから約750m,10分程度で到着です。「よくこんな所に展望台作ったなぁ」という感じの絶壁の上の展望台です。ここ以外に,この滝を遠望できる場所は無いでしょう!という,ピンポイントの場所です。そして,ようやく見たこの滝はやはり立派です。気持ちよいほどの感じで水が落ちています。ただ,ここから見る限り,この滝の滝壺へは相当大変そうでした。時間も結構遅くなっているので,滝壺へは厳しいかなぁ〜と思いながら,この展望台を後にし,下流の橋の所へ行き,一応,上流方向へ進んで行ったのですが・・・約10分,標高350mで撤退決定でした。
 2013年3月9日,滝壺へ行ってきました。前回で川沿いに滝壺へ行くのは(私には)無理と判断しましたので,今回は山ルートでのアタックでした。下流の橋からさらに150m進んだ辺りで,山の中へと進んでいきます。最初は踏み跡を辿りながら行ったのですが,徐々に踏み跡と獣道が錯綜し,気がつくと崖の上って感じで結構苦労しました。結果的には標高400m付近まで登ったら高度を落とさないように川の方へ道(獣道?)を辿り,しばらく進むと昔の崩壊地の跡かな?に到着するので。ここを越えた辺りで上方に上がっていくと,巨大な岸壁に到着,あとはこの岸壁沿いに進んでいくのが良いかなと言う気がします。到着して驚いたのが,小さい!と言うことです。落差15m程度の印象。どんなに大きく見ても20mは無さそうでした。展望台からの印象と全く違います。最初は別の滝に到着したのかと思ってしまいました(笑)。でも,滝壺周辺の様子は,どう見ても展望台から見た恵曽の滝です。振り返って展望台を探すと,確かに展望台もあります・・・こんなに遠望と印象が違うのは初めてかも(笑)。帰ってから,国土地理院1/25000地図で等高線をよく見ると,滝壺周辺に440m,滝の落ち口付近に460mの等高線が描かれています。やっぱり,最大でも落差20m程度のようでした。この滝は展望台から遠望で楽しむのが良さそうです(笑)

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