大分県の滝

奈多落しの滝(鉈落しの滝)(大分県宇佐市安心院町)


上段(「一の滝」)

下段(「二の滝」)をちょっと下流から
←下段(「二の滝」)
2013年2月24日撮影

 宇佐市安心院町中心部から国道500号を南下,県道659号へ右折,道なりに約1.8kmで案内板があるのでここで左折,道なりに約2.5kmで再び案内板があります。ここで左折,すぐに右へ。ここから道は狭くなりますが,車で行くことができます。道なりに約450mで説明を記した案内板と駐車スペースがあります。案内板によると「一の滝」とその下流の「二の滝」の二つの滝があるようです。駐車スペースから川へ降りる細い道(結構ガレています)があるので,これを辿っていくと数分で滝に到着です。二条の滝で落差10m程度の印象。奈多落しの滝の「二の滝」で,一般に「奈多落しの滝」というと,これを指すようです。水量豊富な時期ならもっと迫力がありそうです。駐車スペースに戻り,駐車スペースからさらに先に延びる道を約130m進み,積み重なった転石伝いに川へ降りていくと上段の滝(「一の滝」)に到着です。こちらは落差5m程度の印象,広い滝壺を有しています。すぐに「二の滝」として落下しています。
 この滝の表記は「奈多落しの滝」と「鉈落しの滝」の2つがあるようです。「奈多落しの滝」は鎮西八郎為朝縁の奈多姫が落ちたという伝説から,「鉈落しの滝」は「杣人が女瀧の魅惑に鉈落とし」の句から付けられたそうです。

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