大分県の滝

修験の滝(大分県中津市三光村八面山)


滝付近

滝直下
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道沿いの斜滝

滝への道
2014年9月14日撮影

 日田市から国道212号を中津市へ。「青ノ洞門」を過ぎて少し進み,渋見トンネルを過ぎ,すぐに右折,県道697号へ。約3km進んだ辺りで八面山方面へ進むとすぐ,『金色谷の滝』が道路沿いに落ちています。ここから道なりに約3km,第11カーブの所に「修験の滝探訪コース」の案内があります。ここから入っていくとすぐに次の案内板があり,滝まで道が整備されています。滝まで約350m,私のペースで約15分でした。落差20m程度の印象。水量少なく静かに水を落としていました。昭和61年10月,三光村により設置された案内板には,「滝をなすこの川を昔は,祓川と呼んでいた。それは神仏を礼拝する時,この川でみぞぎ(身体を洗い清めること)をしていたからである。山伏は強靱な精神力を養うために凍りつくような酷寒のときにもこの滝にうたれたり,滝つぼの氷結の上に座したりして厳しい修行をしていたという」と説明されています。また,この案内板には「一の滝(修験の滝)」と書かれていますので「二の滝」もあるのかもしれません。ただ,新しい案内板等には「修験の滝」の名称のみが用いられているようです。

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