大分県の滝

蝙蝠滝(大分県豊後大野市緒方町)


滝の上流

落ち口から
←縦構図で
2014年10月25日撮影

 蝙蝠滝は落差約10m,幅約120mの巨大な滝で,上から見下ろすと「蝙蝠が羽を広げている姿に似ている」ということで,この名前がついたそうです。原尻の滝・沈堕の滝とともに豊後大野の三名瀑に数えられています。歴史のある滝で,1803年に完成した「豊後国志」にも記述されているそうです。また,明治時代にはこの滝を船が迂回するための大規模な舟路(「蝙蝠滝舟路」)が造られ,「蝙蝠滝舟路跡」は平成9年3月25日に大分県の指定史跡となってます。また,平成19年には蝙蝠滝自体が国の登録記念物となったそうです。原尻の滝・沈堕の滝周辺は綺麗に整備されていますが,この滝のビューポイントへの道は車一台分ほどの細い道が続きます。

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