大分県の滝

鮎返りの滝(大分県豊後大野市三重町大白谷)


滝壺は広く美しいです。

奥に見えるのが鮎返りの滝
←正面から

標柱(倒れていたのを建てました(笑))

砂防ダム横の落水
 2014年12月6日撮影

 稲積水中鍾乳洞から県道45号を南進,約1.2kmで県道688号へ。道なりに約5.1kmで大白谷バス停です。滝へはこの付近に駐車して後は歩いて行った方が無難です(四駆なら途中までは行けますが,後半は大きな落石や多数の倒木で四駆でも多分,無理と思います)。白谷集落を抜け,中津無礼川に沿って進むと,道なりに約1kmで大きな砂防ダムがあり,砂防ダムからの水が水路を通り対岸から落ちています。直下は綺麗なエメラルドグリーンでなかなか見応えがあります。ここに「白山川八景 白谷渓谷 鮎返りの滝 七百米」の標柱が建っていたようですが, 2014年12月6日の訪問時は朽ちて倒れていました。白山川というのは中津無礼川・奥畑川を総称した名称だそうです。この砂防ダムを越えると砂礫地帯です。この砂礫地帯は左岸(上流へ向かって右)沿いに進みます。砂礫地帯が終わる頃,左岸に道があり,道を辿っていきます。この道は最初は歩きやすいですが,徐々に草が目立つようになり,ガレてきます。この道を行けるところまで行き,川へ降りると後は上流へ進むのみですが,濡れながらの方が楽だと思います。私の場合は膝くらいまで濡れながらでした・・・時折小雪がちらつくような日でしたので,水は冷たいと言うより,痛かったです(涙)。私の場合,砂防ダムを越えてから滝前まで40分程度でした。
 滝は10m程度の印象でしたが,沢登り等の本では3段25mと記載されています。上段が見た目より大きいのだと思います。滝壺は深く綺麗なエメラルドグリーンで,滝壺の綺麗さが印象的な滝でした。

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