大分県の滝

念仏滝(大分県佐伯市蒲江楠本浦大向)


右から合流する支流

滝直下
←正面から
 2016年12月23日撮影

 国土地理院1/25000地図に滝マークが記載されている滝です。蒲江小学校前から国道388号を北上して約8.6km,楠本簡易郵便局を過ぎてすぐに左折,道なりに約450mで右の道へ進みます。この先は細い道が続きますので適当な所に駐車して歩いて行った方が無難です。約350m進んだ所の分岐を左へ進むと,道は山道となり,結構ガレています。少しだけ進むと,砂防ダムが見えてきます。砂防ダムを左から越えるとすぐに滝に到着です。落差20m程度の印象。滝の右から支流が合流しており,ここは豊水期には滝となるとのことでした。訪問時は水量が少なく残念な姿でしたが,豊水期は素敵な滝になりそうです。ただ,この地域はヤマヒルが多い場所ですので,梅雨明けの頃には間違っても行きたくないです・・・真冬の寒い時期に大雨が降ったら再訪してみたい滝です。
 現在では無くなりましたが,以前,ここには施設があり,行者が滝行を行っていたとのことで,これがこの滝の名称の由来になっているとのことでした。ちなみに,地元の方に話を伺ったところ,訪問時(2014年12月21日)でも,数は少ないけど,ヤマヒルが出るとのことでした・・・結構寒くなっているのに考えられないほど根性のあるヤマヒルです。
 2016年12月23日,久しぶりに再訪しました。前回の訪問時(2014年12月21日),あまりに水量が少なかったので,もう少し水量のある姿を見てみたいと思っていたんですね。今回は前回より水量が多く,見応えのある姿になっていました。前回,濡れているだけだった右から合流する支流も,今回は多段の滝になっていました。
 この滝の名称は地元の方に「念仏滝」と教わったのですが,こちらのブログの管理人さんは「明神の滝」と教わったとのことです。

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