8日目(2009年8月15日)

ホテル出発,パンダ繁殖センターへ
 5:30,起床。荷物整理等をして,7:30ホテル出発です。この日最初の(多分,唯一になるであろう)目的地は「パンダ繁殖センター」です。
 入場できるのは,8:30からなのですが,少しでも観光時間を確保すること,道中の渋滞などの不測の事態を考えて,早めに出発です。この日は土曜日ということもあってか,比較的スムーズに到着です。
 「パンダ繁殖センター」は意外に広く・・・というより,かなり広く,入り口から車に乗って目的地に移動です。車は意外に速く,なかなか写真も撮れません。アッという間に到着です(でも,入口から歩いたら30分以上かかりそうな距離です)。孔雀を見ながらパンダのいる所までほんの少しだけ歩きます。

「パンダ繁殖センター」入口

センター内の地図

車に乗って移動

車より

車より・・・象?

車より・・・箭竹?

孔雀もいました
パンダ繁殖センター(1)
 パンダがいます。でも,ほとんどのパンダはこちらに背を向けて食事に夢中!か,こちらにお尻を向けて寝ているか・・・のどちらかです(笑)・・・とっても平和そうです。
 それでもバチバチバチバチとドンドン写真を撮っていきます。
 ちなみにパンダがいる所には人が沢山います。「パンダを見るなら,人が沢山集まっている所へ行け!」って感じでした(笑)

食べるのに夢中!

リラックス1(笑)

リラックス2(笑)

リラックス3(笑)

リラックス4・・・「たれパンダ」(笑)
←リラックス5・・・何だかうらやましい(笑)

パンダ繁殖センター(2)
 そして,パンダとの写真撮影です。子パンダ(抱っこ)が1200元(約18000円),大人パンダが500元(約7500円)です。暴利ですねぇ(笑)。どうしようかな?と思ったけど,この旅行・・・欲しいと思うようなものがあまり無くてせっかく両替した中国元が大量に余っています・・・両方,申し込んでしまいました(笑)・・・せっかくだから,「子パンダを抱っこして,大人パンダと一緒に写る」ができないか?と思ったけど,そもそも撮影場所が違うので無理でした。
 写真撮影の場には本人しか入れません・・・ガイドさんも,添乗員さんもダメでした・・・この辺りも,その時の担当者によって対応が変わる感じでした。この日は厳しい担当者だったみたいです。係の人にカメラを渡すと,バチバチバチバチとドンドン写真を撮ってくれます。約30秒の時間の中で15〜20枚くらい撮ってくれたみたいですが,どれも似たような構図でした(笑)
 大人パンダとの撮影の時間は気温が高くなりすぎていて,全パンダが建物の中に引き上げていたのですが,写真撮影パンダのみが建物から出てきました。飼育員の指示に従って走ってきます(笑)・・・あの,「食事しているか,寝ているか,のろのろと歩いているか」の鈍い動きしか見せてくれなかったパンダが走って来ました!ポン!と椅子の上に飛び乗りました!・・・パンダのこんなに機敏な行動初めて見ました・・・出来るじゃないか!!!(笑)
 撮影場所は子パンダが屋内で周囲からは全く見えない場所,対して大人パンダは屋外でした。大人パンダとの撮影の時はパンダの写真を撮るチャンス!ということで大勢の観光客が集まってくる中での撮影でした(笑)

余談〜実はパンダたち,あまりに暑いと室内へ避難させるそうです。この日も10時頃には全パンダが室内へ避難し,外には一匹もいなくなっていました。前日も全く同じ状況だったそうです・・・つまり,前日,飛行機が普通に飛んでいれば,午後,ここを訪れた時,パンダは全て室内だったそうです。そして,その状況ではパンダ抱っこも不可能だったとか・・・飛行機が遅れたのは,結果的には正解だったんですねぇ〜(笑)

子パンダを抱いて・・・1200元也

大人パンダと・・・500元也
パンダ繁殖センター(3)
 パンダとの写真を撮ったり,レッサーパンダを見たりしながら過ごしているとアッという間に時間が過ぎていきます。時間は10:30,そろそろ空港へ向けて出発する時間です。売店で買い物等をして11:00,成都双流空港へ向けて出発です。
 予想通り「武侯祠」に行く時間はありませんでした(笑)・・・まぁ,これだけパンダに熱中すれば仕方ないですね。繁殖センターと武侯祠はそれなりに距離があるみたいなので,無理に行こうとすると,両方とも中途半端になるのは目に見えてましたから。

レッサーパンダの所も人が一杯

レッサーパンダ

レッサーパンダ

パンダ繁殖センター(4)

 ふと横を見ると,パンダの写真の横に「滝」の写真が・・・立派な滝です。どこかで見たような気が・・・と思ってよく考えると「安の滝」です・・・秋田県の滝が何故ここに・・・?ちなみに写真左側にも滝が映っています。繁殖センターでは「安の滝」にばかり目がいっていて気付かず,帰ってきてから写真を見て気付きました(注意力が足りませんね)。この滝は何かな?と気になっていましたが,こちらの掲示板で教えて頂きました。「奥入瀬の銚子大滝」だそうです・・・こちらも日本の滝です。何故?
 パンダ繁殖センターでは赤ちゃんパンダも見ることができました。体長10cmくらいだったかな?これがも〜,滅茶苦茶かわいい!写真を撮らせてもらえなかったのが残念でした。ちなみに,写真撮影も事前の話しではフラッシュを使わなければOK,ということだったのですが,その場ではNO!・・・この辺りも,その時の係員で対応が違うみたいです。外にパンダの成長の様子がパネルで展示されていました。これを写真に撮っている人が多かったです・・・私もそのうちの一人になってしまいました(笑) 

パンダの横に「安の滝」!

赤ちゃんパンダのパネル
帰国
 11:50,成都双流空港に到着。ガイドの李さんとお別れです。どうも有り難うございました!
 13:05,CA(中国国際航空)421便で成都双流空港出発。
 15:25,北京首都空港到着。往路と同じくここで一旦,全荷物を持って機体を降り,中国からの出国手続き等をして,再び同機体の同じ席に座ります・・・これまではほぼ満席だったけど,ここからはちょっとだけ空席が目立ちます。適当な時間に席を移動し,快適なフライトになりました(笑)
 16:50,北京首都空港離陸。日本時間に合わせる為,時計の針を1時間進めます。いよいよこの旅行も終わりです・・・
 21:10,成田空港着陸・・・飛行機が最終の着陸体制に入っているときに,ふと横を見ると,隣に座っていた馬鹿女が携帯をいじって遊んでいる!こういう非常識な奴がやっぱりいるんですね・・・さすがに,注意しました・・・

 こうしてアッという間に九寨溝・黄龍への旅行は終わりました。中国には「九寨溝帰来不看水(九寨溝に行ったら,他の水は見られない)」と言う言葉があるそうですが,まさしくその通り!話しに聞いて以上に素晴らしい景色に圧倒されっぱなしの旅行でした。九寨溝・黄龍に少しでも興味のある方は思い切って行ってみたらいいと思いますよ!写真で見るより遙かに素晴らしい景色が待っています。とりあえず私は,季節を変えて必ず再訪したいと思っています。
 あ,あと食事は思っていたより遙かに美味しかったです。九寨溝・黄龍では野菜類が美味しかったなぁ・・・
inserted by FC2 system