鹿児島県の滝

轟の滝(鹿児島県大崎町)


道路から

ちょっと下流から
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2008年12月31日,2009年12月12日撮影

 国道220号を鹿屋市から志布志町へ向かい,途中,県道64号線へ左折。しばらく走ると,持留小学校があります。ここから約1.6kmの地点にある滝です。「めとろ滝」を「轟の滝」と勘違いして帰ろうとUターン場所を探していると,再び轟音が聞こえます。降りてみるとこの滝が現れました。この滝も落差10mくらい?豪快に流れ落ちています。2つの流れが滝壺で合流,V字型の滝です。近くにいた方に話を伺ったところ,この滝が「轟の滝」だということでした。「めとろ滝」同様,何とか滝壺から見上げたい滝だけど,道路から降りるのはかなりの急傾斜の上に,草木が生い茂り粗大ゴミだらけ,更に崩れやすくなっています。しかも,どうやら最後の数mは垂直またはオーバーハング気味になっているような感じで,やめておいた方が無難と判断しました。ちなみに下流から遡ってくるのはもっと無理でした。

 2009年12月12日,ようやく滝壺へ行ってきました。前回,「ザイルまたは補助ロープ無しではちょっと危険」と感じましたので,今回は補助ロープ持参です。前回降下した所より5〜6m程度下流側から今回はアタック!・・・あっさりと滝壺に到達しました。それなりに急傾斜でしたので,一応,補助ロープを使用しましたが,無くても良かったかな?という感じでした。ただ,下から見た所,前回諦めた場所は,やはり,最後が数mのほぼ垂直な崖でした。前回の場所は諦めて正解だったようです。ここは降下ポイントをしっかりと選ばないと危険な場所のようです。滝壺から見た「轟の滝」は落差10m程度,水量豊富で豪快,なかなか素晴らしい滝です。

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