鹿児島県の滝

『蛇の滝』（鹿児島県大口市）

	上流から滝壺を見下ろす
	全景
	←全景
2010年２月28日，2010年11月20日撮影

　2010年２月28日，大口市の『元古屋の滝』を訪れました。この時のルートは以下のように説明しました。
　「・・・途中から水之手川の支流（川の名前は確認していません）を左に見ながら歩くことになります。この支流が右側になった所から「林道久七峠線」を離れ，支流に沿って下っていきます。最初は右岸に道が付いており，平坦な歩きやすい道ですが，次第に傾斜がきつくなり，道は無くなります。落差１〜２ｍ程度の小滝が連続し，右岸・左岸・滝の中央とルートを選びながらどんどん下っていくと，支流と水之手川との合流点付近にさしかかります。合流点付近では川を下ることができません（両岸が絶壁？の滝になっています）・・・」
　この合流点付近の滝です。2010年11月20日，『元古屋の滝』を再訪し，この滝も下流から訪れました。大きく３段の滝で，それぞれが細長い流れで，向きを変えながら落ちています。総落差は10ｍを超えそうです。上流から見た時とかなり印象の異なる滝でした。上の「全景」とした写真は滝壺から写したもので，最下段のみが写っています。全景は対岸から臨めるのですが，木が視界を遮り，良いビューポイントはありませんでした。そのため，写真を撮す気になれず，手元に写真はありません。どんな写真でも，一応撮っておけば良かったと今では思っています。ただ，この滝のために再訪する気にはなれないです（笑）
　この日，同行していたＤ氏が，この滝を一目見るなり，その形態から「こりゃ，蛇の滝だ。」と言いました。通常，滝名が不明な場合は地名，河川名等から滝の仮称を付けるのですが，この滝はちょっと，名前の付けようがない場所にありました。そこで，Ｄ氏のこの言葉から『蛇の滝』の仮称で紹介しておきます。