3日目(2005年12月31日)

 6:00起床・・・1時間しか寝ていない・・・ということで部屋でゆっくりしてから7:15に朝食を食べにメインロッジへ・・・外に出てみると空が真っ白・・・曇りか?と思っているとやけに激しく点滅,動いている・・・これは・・・オーロラ!!まさかこんな時間に,しかもこんなに激しく動き回るオーロラが出現するとは・・・しばらく呆然と眺めていました。しばらくして,写真!!と思い立ち,ここでしばらく迷った・・・「カメラを取りに部屋へ戻るべきか?このままオーロラを見続けるか?」・・・結局,急いで部屋へ戻りカメラ,三脚等一式取って外に出た時にはオーロラのピークは終わってしまっていました・・・その後,慌てて写した写真の最初の数枚はレンズカバーを取り忘れていて真っ暗,部屋の鍵を地面に起きっぱなしにして後で暗い中探し回ったりと,本当に大変な朝でした・・・
 思うのは昨晩,徹夜していればこんなことにならなかったのに・・・と言うこと。「オーロラ観測は我慢・忍耐」を思い知りました。でも,このオーロラ見てない人もかなり多かったみたいなので,見られただけ良しとしようと思う。

北極圏・ビーバー村へ
 朝食後,ビーバー村へ出発。セスナを見た時は思わず,「キャンセルさせてください!」と言いたくなった。初めて乗るセスナは高所恐怖症の身には本当に怖かった。・・・でも,空に飛び立つと意外に快適,自分が高所恐怖症と言うことも忘れて景色を堪能してしまった。セスナからの景色は本当に素晴らしかったです!!


このセスナでビーバー村へ

セスナからの景色

セスナからの景色

セスナからの景色

ビーバー村で
 ビーバー村へ到着。ビーバー村はフランク安田氏によって約100年前につくられた村です。フランク安田氏は新田次郎著「アラスカ物語」の主人公のモデルといわれる人物です。
 ビーバー村は雪が深く,確かに寒い・・・しかし,静かなところでした。ここではセスナのパイロットがガイドしてくれて,村を案内してくれました。熱心に説明してくれるのですが,英語が聞き取れないので何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。やっぱり英語が分かると良いですねぇ・・・そして,「北極圏到達証明書」なるものをもらいました。


ビーバー村の滑走路より

墓地・・・多分,ここにフランク安田が眠っている・・・と思う

ビーバー村にて

ビーバー村にて

凍結したユーコン川

滑走路への道

北極圏到達証明書

オーロラ観測
 この日はフェアバンクスに戻り,初日と同じスキーランドでオーロラ鑑賞でした・・・が,この日のオーロラは完全におとなしい・・・暗く動きもない・・・何とか出現しているのみでした。この日は,2:00に撤収,3:00ホテル着,4:00就寝となりました。
 ちなみに,このオーロラ観測中に新年を迎えました。後ろのロッジの方ではみんなで花火を上げたりにぎやかでしたが,黙々と,この暗いオーロラを眺め続けていました。
 アラスカ大学のオーロラ予報では,この夜は「Moderate」の予報が出ていたので少しは期待していたのですが,結局期待はずれの夜となってしまいました。さらに翌日の予想は「Quiet」,かなり意気消沈の夜でした・・・でも・・・(以降は翌日のページで)

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