出発
目が覚めたのは5:30。6:00までゆっくりと過ごし,荷物整理です。この日,宿泊するブルドへはスーツケースは持って行かない方が無難・・・とのことでしたので,2泊分の荷物をボストンバッグに詰め込みます。前日の夜にしておけば良かったのですが,中途半端にしてしまったのです。外を見ると曇っています・・・前日にも思いましたが,モンゴル,意外に雲が多いです。もっとスッキリとした青空をイメージしていたんですけどね〜
6:30,朝食。朝食後,前日できなかった両替をして(250ドル),部屋でゆっくりと過ごし,8:30,集合,8:35,出発です。曇っていた空も綺麗な青空になっています(笑)。 |
レストラン |
綺麗な青空です。 |
ウランバートル市内は車が多いです。 |
ガンダン寺(1)
8:50,ガンダン寺に到着です。本来このツアーの日程には無かったのですが,せっかくなので・・・ということで(?),観光することになったようです。正式名称はガンダン・テグチンレン寺院。活仏ボグドハーン5世によって建立されたチベット仏教寺院で,極左政権期には寺院としての機能は失われたが,1940年代に回復したのことです。広い敷地には寺院・宗教大学・観音堂などの施設や沢山のマニ車があります。ます。9:00から1日1回の祈祷があると言うことで,その時間を待ちます。大勢の僧侶もその時間を待っているみたいです。9:00,お寺内部へ,祈祷が行われている中を時計回りに一周・・・残念ながら写真撮影は不可,と言うことで写真はありません。 |
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大勢の僧侶が時間を待っていました。 |
マニ車 |
この中で祈祷が行われていました。 |
これは何語だったかな? |
ホテルに到着
祈祷を見学した後は観音堂へ。観音堂内部には高さ25mの観音像があります。この観音像は盲目となったボグドハーン8世(在位1911〜1924)が,その治癒を祈願して建立したもので,目を治すと言われているそうです。ただ,オリジナル(?)の初代観音像はスターリンによって1938年に破壊されてソ連に持ち去られたそうで,これは1996年に完成した2代目だそうです。この観音像の周りを時計回りに一周するように通路があり,ガラスケースに入った小さな仏像と沢山のマニ車が配置されています。仏像は何となく,それぞれ顔が微妙に違っているみたいです。 |
観音堂と仏塔「ソブラガ」 |
奥の建物が宗教大学だったかな? |
観音堂 |
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小さな仏像 |
観音堂内を一周する通路 |
←観音像 |
ブルドへ(1)
9:45,大草原のブルドへ向けて出発。ブルドまではウランバートルから約280km,約4時間の行程です。ちょっと雲が多くなってきましたが,基本,綺麗な青空です!ウランバートルの町を抜けると,広々とした大地が広がり,時々数個のゲル,そして放牧された牛や羊,時々馬がいます。道は何処までも真っ直ぐです。日本では絶対に見ることのできないような景色です!行けども行けども,バスから見えるのは同じような景色です・・・モンゴル,凄ぇ〜!ひたすら見とれていました。 |
バスの中は独特の雰囲気です。 |
(10:28) |
(10:35) |
(10:41) |
(10:47) |
(10:57) |
(11:31) |
(11:32) |
(11:37) |
(11:42) |
(11:46) |
(11:48) |
ブルドへ(2)
11:55,トイレ休憩です。勿論青空トイレです。真っ青な空に白い雲,上々の天気です!ただ,この時,西の空に大きな,ドンヨリとした雲が現れていました・・・どう見ても,雨雲です。ここに来るまでの間も,時々,「ちょっとだけ怪しげな雲があるなぁ」って感じで,嫌な予感がしていましたが,この後は完全に天気が崩れそうです・・・そして,青空は全く見られなくなり,空はドンヨリとした雲で覆われてきました。残念な気持ちで外を見ていると,ついに,雨が降り出してきました(涙)・・・モンゴルで本格的な雨になるとは完全に想定外でした(涙)・ |
この時までは上々の天気でした(12:05) |
曇ってきました(12:59) |
(13:13) |
(13:19) |
(13:20) |
(13:21) |
ついに雨が降り出しました(13:26) |
ブルド到着
13:50,バスは舗装道路から未舗装道路へ突入,デコボコの道をドンドン進みます。約10分,14:00,ブルドのホヨルザガルツーリストキャンプに到着。日本のキャンプ場のテントの代わりにゲルが立っているイメージです。レストランや管理棟(かな?)などの建物(ゲル風)を中心に左右に数十のゲルがあります。
とりあえず,昼食となりました。メニューは赤キャベツのサラダ,ニンジンクリームスープ,牛肉とピーマンの炒め物,アイスクリームです。肉嫌いの私が恐れていた肉肉!とした食事ではなく,「普通」の食事でした。馬頭琴とヨーキンの生演奏があり,その音色にモンゴルだな〜って感じでなかなか良い感じでした。
昼食後は,今後の予定の説明・・・ガイドさんやこのツーリストキャンプのスタッフの話では「この雨は明日も降り続きそう,むしろ明日はより天気が崩れそう」とのこと!え〜!!って感じですが,天気ばかりは仕方ありません(涙)。そこで今日の予定(ゲル組み立て体験)と明日の予定(乗馬体験)を入れ替えるとのことでした。この後,各自のゲルを決定(くじ引き),ゲルに荷物を置いてちょっとだけ休憩,その後,遊牧民のゲルを訪問,そこで乳製品作り体験,乗馬体験ということになりました。
ちなみに,初ゲルですが,このゲルという建物,入り口が意外に小さく,特に外に出る時,何回も何回も頭をぶつけることになってしまったのでした。毎回毎回,結構痛かったです(涙)。 |
レストラン棟 |
馬頭琴とヨーキンの生演奏 |
沢山のゲルが並んでいます。 |
このゲルに宿泊(ゲルNoは5番) |
ゲル内部 |
ゲル内部を見上げて |
ゲルから外を見る |
ストーブ |
遊牧民のゲル民家訪問
16:00,遊牧民のゲル民家訪問へ出発。未舗装のデコボコ道を15分程度進み,舗装道との合流点「HAVE A SAFE TRIP」の看板の所で,遊牧民の方が迎えに来るのを待ちます。やってきた遊牧民の方はバイクです!その方の後を付いて行き,「こんな道をよくバスで行くなぁ〜」と言う道を20分程度進み,ようやく到着です。眼下一面に草原が広がるちょっと高くなったところに数個のゲルが建っています。なかなかの景色です!ゲルの中は乳製品加工の酸っぱい臭いが充満しています。馬乳酒(酸っぱい!)やアーロールをご馳走になり,乳製品作り体験・・・と言うか見学のあと,乗馬体験です。ちなみに,アーロールはその強烈な臭いと食感で,お土産候補の筆頭に急上昇しました(笑)。 |
「HAVE A SAFE TRIP」の看板 |
広がる大草原 |
遊牧民のゲル |
ゲル内部 |
アーロール |
乳製品作り |
ゲル内の電化製品コーナー(笑) |
太陽電池・・・かな? |
羊・・・だったかな?
この日の朝,つぶした物で美味しいそうです。 |
乗馬体験
乗馬体験は,最初にガイドさんが,いろいろと説明してくれました,実際に馬に乗りながら,「こうして,こうして,こうします」と説明してくれたのですが・・・聞いていて感じたのは「絶対無理!」ということです。まぁ,実際は先導された馬に乗っているだけでした(笑)。馬は普通にテクテクと歩いて行きます。落ちないように気をつけながら,乗っているだけです(笑)。ガイドさんの,あの説明は何だったんだ〜って感じでした(笑)。約1時間,馬に乗って雄大な景色の中をテクテクと歩いて元の場所に戻ってくる.・・・それだけでしたが,結構楽しかったです(笑)。 19:00,遊牧民のゲルを出発,ツーリストキャンプ到着は19:35頃だったかな。 |
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夕食,そして翌日の夕食について
20:00,夕食。メニューはキュウリとトマトのサラダ,鶏モモのオーブン焼き,カップケーキ・・・この日の鶏が個人的にどうにも駄目でした・・・と言うことで決めました。
翌日の夕食はホルホック(羊肉の石焼)だったのですが,このメニュー,肉嫌いの私には最大の難関だったのです。添乗員さんからは「ベジタリアンメニューを用意しましょうか?」と言われていたのですが,「せっかくだから試してみたいかも」と返事を保留していたのです。で,この日の夕食の鶏が全く駄目だったので,ベジタリアンメニューにして貰うことにしました・・・翌日はベジタリアンメニューです。ちょっとだけ安心でした(笑)。
夕食後は,21:00頃からツーリストキャンプ内を散歩,21:50,ゲルへと戻り,22:00には寝るつもりでした。 |
遊牧民のゲルから |
帰りのバスから |
帰りのバスから |
ツーリストキャンプ到着 |
鶏モモのオーブン焼き |
レストラン棟(21:08) |
ツーリストキャンプの入口付近から(21:12) |
就寝
ゲルの中で,いろいろと細々としたことをしていると・・・ブ〜ン,ボトッ,ブ〜ン,ボトッ,と音がします。見てみると数mm程度の小さな虫です。甲虫の一種かな?ストーブの煙突とゲルとの間の隙間から光に寄せられて入ってきたみたいです。とりあえず気にせず,寝ようとしたのですが,ブ〜ン,ボトッ,ブ〜ン,ボトッ,腕を這い回り・・・どうにも駄目です(涙)。ゲルの中にいる数を減らそうといろいろと試してみたのですが,効果無し,ついにブチッ!と切れて,ブチッ,ブチッとひたすら踏みつぶしました。もういいかな?と思い寝ると再びブ〜ン,ボトッ,ブ〜ン,ボトッ,そして再び起き上がり,ブチッ,ブチッと踏みつぶします。これを何回繰り返したのか?ようやく一段落付いて眠ることができたのは0:30頃だったと思います。翌日もこれをやるのかな?とちょっと気が重くなりながら眠りに落ちていきました。 |