3日目・その2(2006年8月12日)

スベイトラのローマ遺跡
 12:20〜13:30 最も暑い時間を避けて昼食前にスベイトラのローマ遺跡見学です。でも,十分暑かった!!
 ここは,チュニジアでのビザンティン時代終焉の地。「大廃墟都市」です。やっぱり,ここは廃墟!!を味わう所でしょう。
 ここのハイライトは「ミネルバ」・「ジュピター」・「ジュノ」の神殿群とセルブス教会の柱・・・でしょう。
 神殿群はなかなか格好良い。
 セルブス教会は・・・「どこが教会ですか?」と訊きたくなってしまうのだが,やっぱり雰囲気がよいのです。

劇場

劇場

セルブス教会

アントニウス・ピウスの門

神殿群,左から「ミネルバ」・「ジュピター」・「ジュノ」

「ジュピター」と「ジュノ」

神殿からフォーラム方向を眺める。
向こう側にあるのがアントニウス・ピウスの門

オリーブ圧搾台

昼食そしてトズールへ
 スベイトラ遺跡のすぐそばのホテル「スフェトゥラ(ローマ時代のスベイトラの名称)」で昼食をとった後,トズールへ出発。途中,ガフサという町でトイレ休憩・・・ガフサは物凄く暑い(チュニジアでの最高気温を記録した町だそうです)・・・あまりの暑さに頭が朦朧としそうでした・・・が,今年はとても涼しいのだそうである。恐るべき話でした。そして再びトズールへ出発。オリーブ畑も見えなくなり砂漠地帯へ入っていき,ぐんぐんと進んで行きます。
 遠くにはアトラス山脈が見えたのですが,煙っていました。この時期としては珍しく砂嵐が起こっているのです。明日はサハラ砂漠の夕陽見物の予定でしたので,ちょっと不安になりながらバスから眺めていました。

ホテル「スフェトゥラ」

オリーブ畑が続きます。

ガフサの町

トイレ休憩をしたホテル

砂漠に入っていきます。

小さな町を過ぎていきます。
ホテル到着
 バスの窓から外を見ていてビックリ!!「エッ?海がある・・・」トズールの町,というかオアシスは本当に海に見えたのです(例えや冗談でなく本当に海に見えたのですよ・・・)。まぁ,近づくともちろん海には見えないんですが・・・
 18:15,ホテルに到着。ホテルは「クサール・ルージュ」。旅行者が泊まるホテルはツーリスティックゾーンというトズールの町から少し離れた所に集中していて,ホテル「クサール・ルージュ」もここにありました。翌朝のトズールの町中散歩は断念せざるを得ない・・・ということで,ちょっと残念でしたが,ホテル自体は綺麗な所でした。ここもまた,プールありでした。(使いませんでしたが・・・)ここに2連泊です。ちょっとゆったり気分です。

ホテル「クサール・ルージュ」


夕食(ホルシュニさん宅へ)
 この日の夕食は「チュニジア人のお宅で家庭料理を」ということでホルシュニさん宅へ向かいます。が,このお宅,一般的なお宅ではなく物凄く立派!!農業で大成功を収めた方でオアシスも丸ごと1つ持っているとか・・・凄いッス。
 メニューはハレラムスープ,ベルベルピザ,サラダ,クスクスでした。
 21:00頃ホテルへ出発,満天の星空を期待していたのですが,曇っていて残念。
 そしてこの日の夜,外では砂嵐が吹き荒れていました。「サハラの夕陽は大丈夫か〜」と思いながら寝ました。
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