5日目(2006年8月14日)

ル・パラディ砂漠動植物園
 5:20 起床。片づけなどをしてゆっくり過ごし,朝食,そして8:30ホテル発。オアシスの中を抜け,8:45「ル・パラディ砂漠動植物園」着。
 まずは植物園。ナツメヤシ,イチヂク,バナナ,ザクロ,ヘンナ,アスパラガスなどを見学。
 そして動物園へ。砂漠と言えばらくだ(・・・沢山いました。7頭くらい),普通のらくだに始まって,白らくだの親子,(有名な)コーラを飲むらくだ,他に砂漠のキツネ(フェネック),ジャッカル,ワシ,ふくろう,猿,ハイエナ,ダチョウとガゼルの行進,そして,ツノヘビ,サソリ,大トカゲ,最後に窓から飛び出してきたのはコブラ!!・・・その正体は・・・(笑)
 次から次へ珍しい動物が登場,全く飽きない1時間でした。
「ル・パラディ砂漠動植物園」上に並べてあるのはデザートローズ

フェネック

いのしし。気持ちよさそうに寝ています。

白らくだの子ども

コーラの一気飲み。コーラは1.5リットル・・・すごいぞ!!

ツノヘビ。毒蛇です。

毒蛇を普通に持っています。

大トカゲ

サソリを普通に持っています。
トズールの町
 9:55 トズールの町の散策・・・といってもメインストリートのハビブ・ブルギバ通りをふらふらと彷徨っていただけでした。なかなか活気があって楽しい所でしたが,やっぱり市場の肉屋さんのインパクトが大きすぎて・・・他の記憶が飛んでいってしまいました・・・店頭に動物の首が並んでいるのです・・・衝撃的な景色でした。


ショット・エル・ジェリド(塩湖)
 トズールを後に,砂砂漠の入り口ドゥーズへ。何処までも続くような真っ直ぐな道路をどんどん進んでいきます。全長96kmの直線道路だそうです。
 この日,怪しかった天気でしたがバスを降りて数分後,ついに降り出しました。大粒の雨!!全力で土産物屋さんに避難。ついでに土産として天然塩を大勢で買い込みました。土産物屋のおじさんは『シオシオシオシオシオ・・・ハハハハハハ・・・・』と怪しげに大喜びしていました。
 それにしても・・・灼熱の砂漠,砂嵐,そして大粒の雨・・・色々な天気で楽しませてくれます。
 そして,再びバスに乗車,ドゥーズへ向かいます。大粒の雨の次はちょっと砂嵐っぽくなってきました。

真っ直ぐな道路・・・今にも降り出しそうな空模様。

塩湖へ降りていきます。

表面には塩が析出しています。
昼食,そしてらくだに乗って砂漠へ
 12:30頃 ドゥーズ着。ホテル「エル・ムラディ」にて朝食後,それらしい服をレンタル(1ディナール=約90円だったかな?),ちょっと怪しいテロリスト集団っぽく変装して,らくだツアーの所へ向かいます。そして,らくだに乗り,約40分(かな?)の砂漠ツアーへ出発です(14:00頃)。
 私が乗ったらくだは「ハビーブ君」。おとなしくていい子でした。乗りやすかった・・・のだと思います。草を食べながらゆ〜ったりと歩いてくれました。そして,私の右斜め後ろを歩いていたらくだが「ジミー君」。首が痒かったのでしょう。私の足に盛んに首をこすりつけてきます・・・最後の頃には体当たり状態で・・・。最初の頃はちょっと怖かったのですが,途中から慣れてきて体当たりを結構楽しんでしまっている自分がいました。ジミー君,貴重な体験させてくれてありがと!
 らくだは「乗り心地は悪い」と聞いていましたが,慣れてくると前へ後ろへ揺れる揺れが気持ちよくなり,意外に悪くないぞ〜という感じでした。ただ,立ち上がる時と座る時,これだけは気を付けないと・・・ガクン!!と垂直に突然動きます,本当に危険です。
 このらくだツアーでの心残り,それは風が強く,カメラが危険そうだったので,砂漠の中へは持って行けなかったことです。せっかくの景色の写真が撮れなかった〜!!
 あと,ここでも砂漠の砂を大量に採集しました。本当に大量に・・・(笑)。折り返し地点で誘導の人に頼んだら大量に採ってくれたのです。・・・45リットルサイズのゴミ袋を渡した私も悪かったのですが・・・

ホテル「エル・ムラディ」

ちょっと怪しいテロリスト集団みたいです。

らくだ達です。

約40分のらくだツアーに出発
タメズレッドの町
 15:00頃?ドゥーズを後にして,この日の宿泊地,マトマタへ向かいます。途中,ベルベル人の町「タメズレッド」が見える土産物屋さん(?)でトイレ休憩です。遠くに見えるタメズレッドの町は綺麗,反対側に広がる砂漠は絶景!!ここで,ようやくデザートローズを3個ほど入手。1.5ディナール(140円くらい)でした。
 タメズレッドの町では結婚式に遭遇。バスを停車し,しばらく見ていました。この後,マトマタの町でも花嫁披露の行列に遭遇しました。この日はチュニジアでは何か縁起の良い日だったのでしょうか?


土産物屋さん(?)でトイレ休憩


タメズレッドの町が見えます。

一面の砂漠です。

道路を横切る山羊に遭遇

結婚式に遭遇
ベルベル人の洞穴住居
 タメズレッドを過ぎてしばらく行った所で,ベルベル人の洞穴住居の見学。小さな丘の岩盤をくりぬいて家を造っているとのことです・・・凄いです。
 ミントティーを戴きました。ベルベルパンを戴きました。美味しかったです。子ども達の目の輝きが忘れられません。洞穴住居からの景色も忘れられません。夜空はきっと素晴らしいだろうなぁと思いました。そして,女の子の着ていた服も忘れられません。右下の写真の女の子,服を見て〜っていうポーズをとってる気がして仕方ありません。(右下の写真にカーソルを合わせてください。)何処でも女の子はこういうのに憧れるのでしょうか・・・ちょっと変かもしれませんが,人間て同じなんだぁ〜と妙に納得してしまいました。

洞穴住居からの景色・・・絶景です。

洞穴住居

家族の人たち・・・その1。服がラブリー。

家族の人たち・・・その2。ミントティーを戴きました。

家族の人たち・・・その3。お気に入りの写真です。
シディ・ドリス・ホテル
 18:00 マトマタ着。宿泊予定のホテル「クセイラ」に行く前に,「シディ・ドリス・ホテル」へ。ここは1976年のスターウォーズ(第1作)の宇宙酒場ロケ地として有名なホテルです。最近のスターウォーズを見ていない私もこれは(何となく)知っている!!・・・というか覚えている気がする・・・
 ちょっと丸い出入り口とか,天井の独特の模様とか・・・覚えている気がする。!!・・・ちょっと興奮してしまいました。
 この時は第1作を見直すぞ〜と盛り上がったのですが,まだ見ていません。


ホテル着
 18:30頃かな?ようやくホテル「クセイラ」に到着。入り口やロビーのタイルが綺麗なホテルです。内部はちょっと迷いそうでしたが,慣れれば大丈夫・・・という感じでした。私の部屋は3階でした。下の1,2階で水を使っていたのでしょう,私の部屋では到着後しばらく水(もちろんお湯も)出ませんでした(砂漠の小さな町,マトマタにあるから仕方ないのですが・・・)。ちなみに夜中には出ました。
 19:00 夕食前,外から何やら音楽が聞こえてくる。訊いてみると花嫁披露の行列らしい。近くまで行ったのですが花嫁さんは見られずじまい・・・その代り,地元の人達の笑顔が見られて何とも幸せな気分でした。
 この日の夕食は巨大餃子・ブリックとクスクス,それにE旅行社恒例のソーメン。チュニジアらしい料理に懐かしい味。久しぶりに食が進みました。
 夕食後,外で涼みながら少し雑談,空を見ると曇っている・・・今夜こそ,満点星空を拝めると期待していただけに残念・・・
 23:00 就寝

ホテル「クセイラ」

ロビー

部屋。電話とエアコン以外何もありません。

花嫁披露の行列。笑顔が素敵です。

夕食の巨大餃子,ブリック

夕食のクスクス
おまけ
 2:30頃かな?突然,目が覚めてしまった。満天の星空!!と思って外に出てみると,雲はだいぶ少なくなっているが,やっぱり曇っている。しかも,意外と街灯の明かりなどで周囲も明るかったのです・・・悔しいので撮った写真が下の2枚です。

夜中,ホテルの屋上より

夜中,ホテルの屋上より
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